|
子どもに格差広げない |
教育懇談会6会場で語り合う教師と市民たち |
|
「憲法・教育基本法改悪反対新座市共同センター」は、10月中6つの中学校ブロックごとに『教育懇談会』を開催し約200人の教職員、父母、市民が参加。教育基本法の改悪問題について真剣に討論しました。
貧富の差が学力の格差に
「サッチャー政権(イギリス)の98年の教育改革法で学校が格付けされ、優秀な子どもが公立から私立に流れ公立校の水準が下がりました。学力テストで学校のランキングが決められ、親の貧富の差が子どもの教育の差となって現れました」・・20日5中ブロックでは安倍首相の「教育再生プラン」のモデルであるイギリスの実情を体験した市民の話に会場はシーンと静まりかえりました。
教師からは「いじめ問題を取上げて三ヶ月たつ。子どもは自分のやってきたことを反省して考えをようやく書けるようになった。子どもが本当に理解するのも、教師が子どもの心をのぞくのも時間がかかるが、毎日忙しく疲れている。フィンランドは一クラス20人以下だそうだが、学校にもっと教職員がほしい」「学校が昔と比べて随分息苦しくなっている。職員会議は討議する場でなく校長がみんなの意見を聞く場だと言われる」などが話されます。
本当のことがわかった
父母からは「学校の様子が昔と変わっていて驚いた。先生たちが自分で語らないと分からないのでもっと積極的に地域で話してほしい」「テレビ、新聞では分からないことが今日参加して分かって良かった」等の声も多く出されました。
教育基本法改悪の先に待っているものを学び廃案にしましょう。 |
|