日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2007.5.13  No.1214
日本共産党新座市委員会
第78回メーデー開催される
日本共産党市議団メーデー参加
 朝霞中央公園で、5月1日新座・朝霞・志木・和光の労働者と市民四百人が集い、第78回北足立南部地域メーデーが行われました。

 大企業が空前の利益をあげる一方、労働者の三人に一人が非正規雇用でワーキングプアなど貧困層が増える中、働くものの団結で、全ての労働者・市民に希望の特てる社会を実現するため力をあわせよう、世界の宝ともいえる憲法を守り、生かしていこうとメーデー宣言を採択し、朝霞市内をデモ行進しました。

 四市の日本共産党市議団も参加し、挨拶しました。
改憲手続き法案を許すな 憲法記念日によせ街頭から訴え
あやべ澄子 日本共産党埼玉県くらし福祉対策責任者
あやべ澄子

 三日の憲法記念日をはさんでの三日間、県内21カ所の街頭から「憲法9条を守ろう」などと訴えて歩きました。

 安倍首相がアメリカとの同盟関係を強調し、イラクヘの自衛隊派兵を続け、憲法改定の国民投票法案の成立を急いでいる のは、アメリカの世界戦略に自衛隊も参加させようという狙いがあるからです。世論調査でも「憲法9条が日本の平和に貢 献している」と8割の人が回答しているように、憲法9条改定反対が大きな世論です。「憲法9条は世界の流れ、憲法九条を守卦の声を大きくあげていきましょう。

 あるスーパーの前では年配の女性が「小学校3年から大東亜戦争だった。靴も何もないひどい時代だった。若い人に戦争のことを知ってもらいたい。」と言われました。また話をずっと聞いていてくれた高校生たちが駅前のデッキの上から拍手を送ってくれたり、マンション販売のチラシを配っていた若い男性が「頑張って下さい」と声をかけてくれたり、幅広い年代の方が関心を待つと同時に、「憲法」を守る日本共産党に期待が寄せられていることを実感しました。

傷みの目立つ市道の計画的な整備を
 朝賀議員は3月議会で、新座市道が各所で傷んでいるため、計画的に整備を進めるよう対応を求めました。市は交通量などで市道を分類していますが、今、幹線道路も生活道路も傷みが目立っています。しかし市長は、計画的に整備するとは答えず「痛みのひどいところから整備していく」と答えました。

 今年度予算では、水道道路・産業道路など昨年よりも市道整備予算は大幅に増えましたが、市内の各所で傷んでいるため予算は不足しています。市はパトロールを行いチェックしているといいますが大変な経費がかかるようになる前に、計画的な整備が必要なのではないでしょうか。
シリーズ 新座市財政を考える(1)
 「財政が厳しい」と市長はさかんに宣伝していますが、本当のところはどうなのでしようか。

 『全国都市財政年報・05年度決算』(日本経済新聞社刊)が、全国777都市を最新データで比較しています。近隣市(朝霞・和光・志木・富士見・ふじみ野市)と人口、産業構造が似ている類似市(上尾・狭山・入間市)をピックアップして比較しました。(表1)

 新座市の財政力は、全国777市の中で上から122位で、上位6分の1ほどに位置しており、財政力の豊かな市です。もっとも、和光市、朝霞市、狭山市などは50位以内に位置していますので、これらの市と比べれば財政力は劣っていますが・・・・。

 一人当たりの住民税は年間5万1561円で82位となり、かなり上位です。一方、実質将来負担比率は609位でかなり悪く、借金が相当多いことを示しています。下水道・道路などの土木事業を借金で進めてきたことが大きな要因です。

 歳出の中に占める民生費、土木費、教育費の比率は、民生費が高く、教育費が他市と比較してもかなり低いことがわかります。

固定資産税が増加

 表2は、地方税の内訳推移ですが、個人市民税が減少し、固定資産税が毎年大きく増加していることがわかります。固定資産税の税制度が改悪され、地価が下落しているのに、税金は毎年上昇するようになりました。個人市民税は所得に応じて課税されます。近年は不景気などの影響で毎年減少していましたが、定率減税の廃止等の税制改悪もあって再び上昇しています。
※各表をクリックすると拡大表示します
表1、全国777市における財政状況の順位
表2、地方税の内訳推移
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