日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2007.11.4  No.1239
日本共産党新座市委員会
「とにかく税金!税金のために働いているのかと思う」・・・
「市民アンケート」ぞくぞく返信 490通
 日本共産党新座市委員会が全戸配布した「市民アンケート」がぞくぞくと返信され、490通になりました。(10月29日現在)今の政治や暮しへのご意見がびっしり書き込まれています。その中からいくつかご紹介します。
 とにかく税金!!税金のために働いているのかと思う。お金がないと増税するなら、町づくりなんて必要ない!
(30代女性・主婦)
 保谷の駅から歩いて片山交差点に向い毎日会社に通っています。夜七時頃、もう暗く人もめったにすれ違いません。ゲンチャリに付けられて怖い思いをしたり、チカンを目撃したこともあります。本当に外灯をふやしてほしい。コンビニとか全く近くにないので道を明るくしてほしいです。新座市は何でこんなに暗いの?
(20代女性・勤め人)
 今の政治はやっぱり自己中心の自分の欲で動いている。本当のみんなのためと考えていないと思う。お上の政治がだめで私は殺されそうな気がします。人間としてのやさしさが欲しいです。共産党は本当に国民のためになる事に気がついて動いていると思う。自民党はだめだ。わいろとか自分の金を増やそうとしか考えていない。
(60代女性・菅沢二丁目)
 新座駅前に大型ゲームセンターが出来た。町が活気づくのは良いが店の前の自転車の置き方、数に考えさせられる。地下駐輪場を整備したのに歩道にあふれる位とめてあるので、ベビーカーや子ども連れで歩く時かなり迷惑だと感じます。
(30代女性・主婦)
 年金収入については本来非課税であるべき。そのための「老年者控除」ではなかったのか。年金は社会保障的意味合いが強い。まして自分と勤務先が営々と積み立てて来たもの。私の場合、私的年金も1/3程度が課税対象となっている。
(70代男性・年金生活)
 弱い者の味方になって下さい。私達のように給与の少ない市民には今の税率はきびしいです。税金を払うために預金を崩しています。
(30代女性・勤め人)
 大企業や高所得者の人たちがうるおっているだけなのに、景気回復していると思っている。中小企業やその下の人たちは税金ばかり上がって苦しくなっているのが現実なのに、政治の人たちは解っていない。もう少し下の人たちに目をむけて、皆が幸せに生きられる社会を作ってほしいです。
(30代女性・主婦)
 政治に関心がもてないのは用語等が難しいから。もっと分かりやすくして(市民の言葉に翻訳して)何が問題で、どういう対処、代案、提案、行動をすべきか、これから市民に知らせてほしいです。
(30代女性・勤め人)
 憲法九条だけは他党と結束して死守して欲しいです。「テロとの戦い」というが「戦い」=「戦争」と言う認識が政治家含め国民になさすぎる。戦後62年、日本国民が他国との戦いで一滴の血も流していないのは九条のおかげです。このことを誇りに思い全世界に向け発信すべきです。
(40代女性・主婦)
 今は貧富の生活が問題でなく、それを越えた生存権の保障を訴えて私達の先頭に立っていただきたい。戦後の復興を支えた老人が姥捨山に捨てられるような政治は断固拒否を前面に出して下さい。
 過日の参院選の時のように「健全なる野党」など消極的なことは云わないで我々こそが民主日本の旗頭だと元気を出してください。市町村合併で土地のしがらみも消えつつあります。正義を訴えて下さい。
(70代男性・新堀在住)
ダッシュ衆院選!今度こそ北関東で2議席を
塩川鉄也さん=現
塩川鉄也  国会ではテロ新法が焦点です。給油量の隠ぺい(80万を20万ガロンと偽る)を暴いたのは日本共産党の小泉親司参院議員(当時)らの追及で石破防衛長官が20万ガロンを認めたのが出発点となっています。国会論戦での日本共産党の追及が相手を追い詰め、情勢を動かしています。
 政府が後期高齢者医療制度の凍結を言い出したのも国民のたたかいの反映です。平和と国民生活守る2議席を全力で実現します。
あやべ澄子さん=新
あやべ澄子  つい二ケ月前まで参院選をたたかい、力のかぎり訴えてきました。「憲法九条だけはぜっ たいに変えてはならない」という皆さんの思いをエネルギーに、これからも活動を広げていきます。
 民主党も「財源といえば消費税」を言い出し、自民党と対決できない矛盾も明らかになっています。「やっぱり共産党だ」と多くの方に分かっていただけるよう、皆で一歩ふみ出し、自分の思いで言葉をかけていきましょう。
軍隊より、きれいな水と医療支援を
日本は自衛隊派兵やめよ
自衛隊観閲式反対集会

 10月28日朝霞市の青葉台公園で「自衛隊観閲式反対集会」が開かれ350人が参加しました。

 主催者の小野地区労議長は、「軍需産業と防衛省の癒着に国民は怒っている。軍事費の無駄遣いをやめさせよう」と開会挨拶。

 続いて新座総合技術高校の先生が、「連日の自衛隊の演習の騒音で我が校は戦場に残された学校のようだ。防音の窓も設置されない。若者と一緒に平和を守っていきたい」朝霞の小学校の先生は「学校の上を飛ぶ自衛隊機に子ども達は『戦争だ』とおびえている」とそれぞれ訴えました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、「防衛省の相次ぐ不祥事で11月1日の『自衛隊記念式典』を中止する事態になっている。この観閲式もやめるべきだ。」ときっぱり。

 さらに「イラクでは軍事介入への反感から自爆テロが倍加している。子ども達は濁った水を飲み命を落としている。日本は自衛隊の派遣をやめ、貧困と干ばつへの民生的な援助をおこなうべきだ」と訴えました。

 参加者は「海外派兵はやめよ」とパレードで観閲式に抗議。集会には日本共産党のあやべ澄子氏桜井はる子氏と新座市議団も参加しました。

見に来てよかった 映画『日本の青空』
 10月25日28日、新座市民会館で『日本の青空』が上映され約550人が鑑賞しました。感想がたくさん寄せられたのでご紹介します。
 憲法はアメリカからの押し付けだとずっと教えられてきたけど、それは間違いであったことが分かりました。やっぱり憲法九条をしっかり守っていくことが、過去、現在、未来の日本を守ることになるのではないかと思いました。(20代)
 学校の授業などでは一切触れることのない所、憲法成立までの道のりを知る事ができ、とても学習になりました。(10代)
 学校教材で(全体はムリでも)取り入れたら良いと思う。中3娘と見たが、丁度社会科で勉強したところでよく理解できたとの事。『空白の条文』忘れずに伝えたいと思う。(40代)
 見に来てよかった!昭和21年生まれの私でさえ、憲法誕生についてはGHQから一方的に与えられたと聞いてきました。もっと後に教育を受けた人達は同様だと思います。
 この憲法は私たちが誇って良いものです。国民主権、戦争放棄、男女の平等!素晴らしい柱を持った現憲法を変えてはならないと強く感じました。(60代)
中高校生の居場所づくりを
 保坂フミ子市議は「中高校生の居場所づくりのセンターを」と九月議会で一般質問しました。

 市議団は運営から企画まで中高校生がおこなっている東京の「ゆう杉並」や長野県茅野市の「チノチ」を視察し新座市でも実現をとこれまでも提案してきました。

 保坂市議は「新しく建設するのが無理であれば、本多児童センターの時間延長や、旧新座小の校舎、勤労青少年ホーム等の活用はどうか」と提案。

 市長は「児童センターの整備、子どもの居場所づくりに向けた既存施設の有効活用の計画もあるが、財政的に進んでいない」と答弁。教育長は「ほっとぷらざの5階や3階の空間で夜8時頃まで高校生が宿題をやっているのを見かけ、微笑ましいと思っている。限られたスペースで子ども達に夜間利用できるよう努力したい」と答弁しました。
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