日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.2.17  No.1253
日本共産党新座市委員会
中小企業への融資利率引上げを撤回させる
 新座市の中小企業小口融資制度の貸付利率は年利1・75%です。そのうち1%を市が利子補給しているので、本人負担は0・75%。市内の中小企業を応援する制度です。

 市は12月議会で「県や多くの市町村で2・05%に利率が上げられているので、新座市でも08年4月から2・05%に値上げする」と報告しました。

 市の利子補給が1%あっても本人負担が増えてしまいます。

 共産党の議員は昨年の12月議会の一般質問でこの問題を取り上げ、「先の9月議会で『融資審査会を廃止しても貸付にあたって、中小企業は今まで通りで何の不利になることはない』と市は説明していた。三ヶ月しかたっていないのに、貸付利率を上げるなど許されない」と強く主張しました。

 市長は答弁に窮し本会議は休憩。再開後、市長は「9月議会の答弁と違って申し訳ありません。九年以上利率を据え置いており、県内では32市町村が2・05%に引上げているので、新座市もと考えていたが、融資審査会を廃止した途端に値上げというのも事業者の皆様には申し訳ないので、当面現行利率でお願いしたい」と答弁し、値上げを撤回しました。
保育の質を守るために正規職員の数を確保させよう
 新座市が市立保育園の保育士を削減しようとしていることが判明しました。市職員組合との交渉の中で、今後の正規保育士数を国基準まで削減し、臨時職員化していくことを繰り返し表明しました。保育士を減らすことは、保育内容の低下につながるもので、許せません。また、臨時職員化することは、若者の不安定雇用を増加させ、低賃金労働者を増やすことになり、いま問題の「格差社会」を増幅させることです。市役所が率先してこのようなことを進めることは絶対許せないことです。

 また、昨年四月から4園に配置された看護師が保育業務に慣れるまでの「当分の間」として配置された臨時保育士4名を、今年三月末で削減することも、市長の最終判断として一方的に職員組合に通告しました。市立保育園では臨時職員の保育士が半数以上となっています。一方、低賃金のため募集しても、十分な応募者がなく、臨時保育士が必要な人数を確保できていない状況です。こうした中で看護師が専門性を発揮してその役割を果たすためには、臨時保育士の継続配置が必要です。
シリーズ かけがえのない 日本共産党の議席
その5.子ども医療費窓口払い無料化を実現
子育て世代の願いを代弁

 子ども医療費の窓口払い無料化は市民の強い願いです。

 日本共産党市議団は「給料日前に熱を出すと医者につい行きそびれてしまう」「東京のように窓口で払わなくて済むように」等の子育て世代の声を力に紹介して議会で繰り返し要求。女性団体と署名や予算要望、医師会への申し入れなどを取組みました。

四市に先駆けて窓口無料化を実現

 議会では、社会保険加入者の場合、二重払いになる問題は、新座市が窓口無料化を企業へ周知すれば解決することや、いわゆる家族への附加給付の額が少なく、給付自体実施していない会社が増えていることなど実態を示して市の消極的な態度を批判してきました。

 05年7月から新座市は4市に先駆けて窓口払いを撤廃しました。

大病院系でも実施される

 その後、子どもの受診の多い大病院系での実施が遅れている問題をとりあげ、病院長にも働きかけ、06年1月から窓口無料化が実現しました。

 現在では隣接する都内病院での無料化を要求しています。
いのちと暮らしをまもる新座市民集会

日時:2月20日(水) 午後7時開会
会場:三軒屋公園(東北コミセン隣)
主催:いのちと暮らしをまもる新座実行委員会
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