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中小企業への融資利率引上げを撤回させる |
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新座市の中小企業小口融資制度の貸付利率は年利1・75%です。そのうち1%を市が利子補給しているので、本人負担は0・75%。市内の中小企業を応援する制度です。
市は12月議会で「県や多くの市町村で2・05%に利率が上げられているので、新座市でも08年4月から2・05%に値上げする」と報告しました。
市の利子補給が1%あっても本人負担が増えてしまいます。
共産党の議員は昨年の12月議会の一般質問でこの問題を取り上げ、「先の9月議会で『融資審査会を廃止しても貸付にあたって、中小企業は今まで通りで何の不利になることはない』と市は説明していた。三ヶ月しかたっていないのに、貸付利率を上げるなど許されない」と強く主張しました。
市長は答弁に窮し本会議は休憩。再開後、市長は「9月議会の答弁と違って申し訳ありません。九年以上利率を据え置いており、県内では32市町村が2・05%に引上げているので、新座市もと考えていたが、融資審査会を廃止した途端に値上げというのも事業者の皆様には申し訳ないので、当面現行利率でお願いしたい」と答弁し、値上げを撤回しました。 |
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