日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.11.23  No.1291
日本共産党新座市委員会
「ふるさと新座館やめよ」「子どもに保険証渡せ」など
日本共産党市議団が『来年度予算要望書』を提出
予算要望書を市長に提出する市議団
2009年度予算要望書を市長に提出する市議団 08.11.7
 11月7日、日本共産党市議団は来年度予算要望(第一次分)を41項目にまとめて須田市長に手渡し懇談しました。
(要望項目は下に)

 金融機関の貸し渋り、仕事の激減など不況が深刻化する中で、新座市が「住民の命と暮らしを守る」自治体本来の役割をいかんなく発揮するよう求めました。

 特に「大型事業である新座駅北口土地区画整理事業やふるさと新座館の建設の凍結、下水道値上げをしないこと、国民健康保険証を子どものいる世帯には交付を」などを要請。

 市長は「来年度予算編成でまだ20億4千万円のかい離があるが、子ども医療費無料化(通院分)は小学校2年生まで拡大、林間学校の補助も倍加する。また、景気が低迷しているので県の特別融資(2000万円限度額)に付け加えて市が300万円無利子融資の枠を広げたい」と語りました。

(要望項目)

2009年度予算編成に対する要望書(第一次)
1. 不況と増税に苦しむ市民に公共料金の値上げを行わないこと。
2. 下水道料金の値上げをおこなわないこと。
3. 新座駅北口土地区画整理事業や(仮)ふるさと新座館の建設事業の凍結。
4. 子ども医療費無料化は計画的に中学校卒業まで拡大すること。
5. 24時間小児救急医療体制を早急に整備すること。
6. 保育園を増設し待機児童を解消すること。特に栄、池田、畑中、馬場地域。
7. 応益制を導入した障害者自立支援法の見直しを国に求めること。
8. 特定検診の内容を充実させ、無料とすること。
9. 介護保険料の市独自の減免制度を創設すること。
10. 市民要望の高い特別養護老人ホームなどの計画的な整備を進めること。
11. 後期高齢者医療制度の廃止を国に求めること。
12. 国民健康保険税を引き上げないこと。資格証明書の発行を中止すること。
13. 小中学校とも35人以下学級にすること。当面小学校3年生から実施する。
14. 教育施設の計画的な改修を進めること。トイレは早期に全校で改修を。
15. 金融危機に苦しむ中小企業への緊急融資と利子補給の拡大を実施すること。
16. 市内循環バスの運行については市民の声をよく集約して実行すること。
17. 住宅リフォーム助成制度の創設、公共工事は地元業者の仕事確保を考慮する。
18. 公民館の利用料を無料に戻すこと。
「産婦人科、小児科なくすな」防衛医大問題で申し入れ
衆議院議員 塩川鉄也
防衛省に申し入れをおこなう塩川鉄也衆院議員

 塩川鉄也衆院議員は防衛医科大学校病院(所沢市)の産婦人科の廃止・縮小という報道に関して、11月4日防衛省に申し入れをおこないました。

 報道は防衛省が2010年4月の防衛医大独立行政法人化に伴い、不採算部門の産婦人科、小児科、救急救命センターなどを廃止・縮小しようとするもの。

 塩川議員は「防衛医大には地域の重症患者を受け入れる第二次救急医療や周産期医療を担ってほしいという要望が強くあり、廃止でなく充実こそ必要だ」と述べました。

 担当者は報道を否定した浜田靖一防衛相の記者会見をもとに、「廃止も縮小も考えない。むしろ拡大したいと考えている」「地域医療との連携を進める」と述べました。

ソフトなフルートの音色が流れる
睡足軒の森で音楽会
睡足軒の森で音楽会

 11月15日の午後、平林寺近くの睡足軒の森で、『森の音楽会』が開かれました。

 当日は小春日和のぽかぽか陽気の中、ソフトなフルートの音色が雑木林に流れ、約二百人の聴衆を魅了しました。

 バッハやモーツアルト、シューベルトの名曲を時代背景も説明しながらの演奏。

 演奏されたのは本田玲子さん(フルート)本田清子さん(キーボード)の親子で、老人福祉センターでコーラスも指導されている方たちでした。小鹿議員も参加しました。

市内循環バスは慎重に検討を
市民団体が申し入れ
 11月17日、栄・池田市内循環バス実現をめざす会(準備会)が地域公共交通会議会長(須田市長)に要望書を提出しました。

 同会は、「シャトルバスがなくなって困っている」という地域の方々と懇談や署名を集めて運動してきた会です。

 要望書は「一日7便で一方向廻りでは、廃止されたシャトルバスより不便になることが予想される。」として地域住民の声を反映して慎重審議を求めています。

 さらに運行については、「新座市の地形を考慮して3コース、両方向廻り14便、駅への接続、土日の運行、乗継無料、60歳以上無料」など抜本的な見直しを求めています。
進む 米軍との一体化
12月1日から朝霞基地で自衛隊が合同演習
 12月1日から14日まで陸上自衛隊朝霞駐屯地(朝霞市、和光市、新座市、練馬区)で日米共同軍事演習(通称・やまさくら55)がおこなわれます。

 参加する部隊は、自衛隊側が東部方面隊約4500名、米軍側が太平洋陸軍司令部、第3海兵師団など約1200名です。

 米軍の戦争シナリオで自衛隊が米軍と一体となった共同訓練が進行しているのです。朝霞駐屯地での共同演習は今回で3回目ですが、演習ごとに米軍が使用できる施設・区域が拡大され、約3万3000平米となり10年前の2倍に広がりました。

「朝霞基地は自衛隊だと思っていたらいつの間に米軍基地になったの?」と思うほどの様変わりです。

 イラクやアフガンで住民殺戮を繰り返している海兵隊も参加するという軍事演習が強行されようとしています。

 北足立南部地区労は11月30日に抗議集会とデモを呼びかけました午後1時から和光市広沢児童公園(市役所裏)です。ぜひご参加ください。
日米共同演習にむけて朝霞駐屯地内に設置されたテント村
朝霞駐屯地 自衛隊から米軍基地になる!?
日米共同演習にむけて朝霞駐屯地内に設置されたテント村。
米軍は衣食住タダ同然。
市民の健康づくりに貢献
体育協会が創立50周年記念式典
体育協会が創立50周年記念式典

 11月9日に新座市体育協会(田巻隆平会長)の創立50周年法人化20周年記念式典・祝賀会が開かれ、加盟のスポーツ団体や各界から多数の市民が参加しました。日本共産党から笠原進市議も参加しました。

 体育協会は昭和33年に創立され、その後昭和63年に財団法人となりました。野球、サッカー、ソフトボール、テニス、卓球、バレーボール、剣道、柔道、バスケットボール、バトミントン、相撲、ゲートボール、陸上、ゴルフ、ウオーキングなど26の加盟団体が活動。 健康体力づくり教室、市民ロードレース大会など、多くの行事をおこなって市民の健康づくりに貢献しています。

 当日は、体操の金メダリスト・塚原光男氏が記念講演をおこない参加者に感銘を与えました。

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