国会で質問する塩川衆議院議員 |
鳩山邦夫前総務相と交代した佐藤勉総務相に対し郵政民営化に対する認識をただしました。
郵政民営化を焦点にした2005年の総選挙で自民党が配布したビラには、郵政民営化で「社会保障の充実が可能に」のほか、地方経済の立て直しや戦略的外交の推進、安全保障の確立にもつながるなどと大宣伝していました。
郵政民営化でこういう効果が表れたのかと質問すると、自民党の衆院議員でもある佐藤総務相は「(ビラを)みたことはない」などと無責任な答弁に終始しました。
さらに、民営化でよくなったことがあるのかと聞くと、佐藤総務相は「民営化路線は間違いではない」と述べながら、民営化の「成果」は一つも示せませんでした。
郵政民営化はサービスの後退をもたらしただけで、総務相の答弁でも、その成果を一言も語れません。4分社化など郵政民営化そのものを一から見直すべきです。
(塩川てつや衆院議員)
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