TPP交渉参加はハッキリ撤回をと迫る紙智子議員 |
参院農水委員会で、自民党は「TPP交渉参加に関する決議」をあげ、強引に採択しました。 内容は「農水分野重要5品目を守れないと判断した時は脱退も辞さない」と気勢をあげますが、最後には、「影響の甚大さを考えて政府をあげて対応すること」と国内対策を求めています。
このままでは参院選たたかえない自民党
私は「交渉に入ってあれこれの条件闘争になりかねない。アメリカの要求を丸呑みした4月12日の日米合意のひどさも分かっている。ハッキリ撤回を求める決議にすべきだ」と主張しましたが、民主党は「気持ちはわかるが総理の専権事項だから」とまるで与党発言。反対は共産党と「政府を縛るな」というみんなの党だけ。決議は全会派が一致してこそ力になります。
自民党決議はこのままでは参院選を戦えないとの思惑があるからです。
ある大学の先生は「決議は無力」とメールを寄せ、ある農協幹部は「選挙はウソを使わない政党へ」と言います。
公約守れ!TPPに参加するな!新たなたたかいの前進へ!
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