日本共産党の吉良よし子議員は23日、ブラック企業の「研修」の実態を告発。会社にたてつかない労働者をつくるため、業務と関連のない”精神修養”や”苦役”の『ブラック研修』が蔓延している。眠らせない外部との連絡を遮断する競争・序列化人格の破壊の4つの特徴を指摘しました。
吉良議員は、ある医療関連企業が宗教法人に依頼しておこなった研修スケジュールを示し「『お百度参り』『滝行』『写経』など業務と何の関係もない。労働者は不当性をなかなか告発できない」と迫りました。 塩崎厚労相は「悪質な研修の把握につとめていきたい」上川法相は「精神的・身体的苦痛は人権擁護上の問題がある」と答弁。 吉良議員は宗教行為の強制は信教の自由にも抵触すると是正を求めました。
(3/24付赤旗)
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