国保税引下げを提案するあしの修議員 |
日本共産党が実施した市民アンケートで市政に望むことの一位は「国民健康保険税、介護保険料の引き下げ」です。新座市の国保税は、「単年度で9億円の赤字になり国保会計はもたない」と言って昨年値上げされました。共産党市議団は「単年度でいきなり9億もの赤字にならない」と値上げに反対してきました。平成26年度決算で国保会計は単年度で約2億円の黒字になり、現金も過去最高の13億円もあることが明らかになりました。日本共産党のあしの修市議は、「市民要望の大きい国民健康保険税は、本来値上げする必要がなかったのだから、値上げ前の税率にもどすべき」と国保税引き下げの提案をおこないました。
予想が間違ったのだから是正すべき
採決にあたり、共産党の笠原進市議は、「そもそも国は国の負担割合を減らしてきた。減った分を市に肩代わりさせている。9億円もの赤字になると言って値上げしたが、黒字決算となった。前回引き下げた時と同じ過ちをまた行い、これで2度目だ。間違った時は、正した方がいい。是正する必要がある。一般会計からの繰り入れを今年度減らしている。市民負担だけ正さないのは説明がつかない。」と引き下げに賛成の討論を行いました。
自民・公明党等 だまって否決
しかし、政和会(自民系)、公明党、島田議員は提案に対し質問、討論も全く行わず、黙って反対し、引き下げの提案は否決されました。
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