日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2016.7.31  No.1676
日本共産党新座市委員会
西堀・新堀地域の「高齢者相談センター」
(株)かくの木が受託 来年3月オープン
笠原すすむ議員
笠原すすむ議員

 西堀・新堀高齢者相談センターが来年3月に新設されます。受託法人は株式会社・かくの木です。
 新座市の高齢者相談センターは現在6カ所ありますが、西部区域は新座駅から新堀3丁目までと広く、「新堀から新座園(野火止4丁目)まで相談に行くのは大変」と言う声があり、日本共産党は、「西部区域にもう一つ相談センターの新設を」と要求してきたことが実りました。

 6月議会で笠原進市議は、「西堀・新堀地域の高齢者相談センターの準備はどう進めているのか」と一般質問しました。

西堀・新堀 高齢者相談センター地図

 市長は「6月末の地域包括支援センター運営委員会で、西堀・新堀高齢者センターの受託法人を決めていただきます。8月にはセンター職員を募集、パンフレットの作成など準備を進めてまいります。現在の西部地域の高齢者相談センターからの引き継ぎ調整を行ない、来年3月開所予定です」と答えました。
 3764人(西堀1343人、新堀2421人)の高齢者に待望の相談センターが設置されます。

<高齢者相談センター>
看護師、社会福祉士、ケアマネージャー、ケアプランナーなどが高齢者の各種相談、介護予防プラン作成、権利擁護、申請代行等を行なう。
自衛官の応募者 4年連続減
 第二次安倍政権が発足した2012年度以降、自衛官の定員(約24万7千人)のうち、約8割を占める「自衛官候補生」等の応募者が4年連続で減少している。

 防衛省によると、応募者は15年度は男子2万4652人(5088人減)女子3285人(813人減)。
 また、現場責任者ともいえる「一般曾候補者」は15年度の応募は2万5092人で12年度から9031人と大幅に減少している。

 戦争法が具体化されれば自衛隊の海外任務は大幅に拡大し、生命に係る危険が増大する。安倍政権は「戦争できる国づくり」に邁進する一方、人的基盤を自ら壊している。
自民党市議が選挙違反ハガキを出す
「官制ハガキ」での支持依頼は違反
 先の参議院選挙では、自民党が公明党の西田候補を推薦し、自民党支持者から約15万票が西田候補に投票されたのではないかとマスコミで報道されました。

 ある市民の方から、「息子にハガキが来たが、これは選挙違反ではないか」と連絡がありました。
 「選挙ハガキ」は公職選挙法で8000枚出すことができますが、普通の「官制ハガキ」で支持依頼をすることは認められていません。(封書での支持依頼は条件付きでできますが印刷した官制ハガキは違反)

 ハガキの差出人は自民党の新座市議で、自民党候補とともに、西田候補を支援してほしい旨が印刷されています。ハガキの全文は下記の通りです。
市民に送られてきた「官制ハガキ」の全文
市民に送られてきた「官制ハガキ」の全文
 日本共産党は選挙期間中に新座市選挙管理委員会にコピーを提出。選管は「新座警察と協議する」と答えています。

 新座市で自民党の比例代表は2万0840票ですが、選挙区の関口まさかず候補の得票は1万7328票で、3500票以上少ない結果でした。
 一方、公明党の比例代表の得票は1万3382票ですが、西田まこと候補の得票は1万8441票と5000票以上も多い結果でした。
(下表参照)
2016年7月10日投票 参議院選挙結果 一部掲載
 選挙ハガキを有権者に送付したのは、この自民党市議一人だけでしょうか。

 読者のみなさん。同様なことがあれば、選挙管理委員会か、共産党市議にご連絡をお願いします。
感震ブレーカーの設置補助を
市長「住宅の耐震化率向上を主にしたい」
石島よう子議員
石島よう子議員

 「大地震発生の際、火災を発生させない住宅を増やす減災対策として、感震ブレーカーの設置に対する補助制度をつくる考えはないか」石島よう子議員は6月議会で一般質問しました。

 感震ブレーカーは、あらかじめ設定した値以上の震度の地震が来た際、自動的に電気を遮断するもので、分電盤タイプや簡易タイプ等があります。

 石島議員は、「東日本大震災や阪神淡路大震災で発生した火災の6割以上が、電気に起因するもの。地震が発生した時や避難する時にブレーカーを落としていければいいが、高齢者世帯などは心配だ」「感震ブレーカーの普及促進は、首都直下型地震緊急対策推進基本計画で位置付けられ、補助する自治体も増えています。木造住宅密集地域や消防車が入れないような地域もある新座市でも、補助してはどうか。市内の電気工事店の仕事おこしにもつながります」と提案しました。

大地震時に火災を予防する感震ブレーカー
大地震時に火災を予防する感震ブレーカー

 市長は「現在、新座市では地震対策の柱として耐震補強工事と耐震診断への補助に力を入れている。家具転倒防止器具の補助も行っている。現在89%の耐震化率を、H32年までに95%の耐震化率に上げていきたいと考えている。感震ブレーカー補助制度については今後の課題として検討していきたい」と答弁しました。

「防災無線の音がうるさい」 すぐに解決しました
防災行政無線のスピーカーの向きを少し変えて解決=池田5丁目
防災行政無線のスピーカーの向きを少し変えて解決
=池田5丁目

 「防災行政無線がうるさくて、赤ちゃんが起きてしまう」そんな訴えが池田5丁目の市民からありました。

 市民安全課がただちに現地調査を行ない、スピーカーの向きを若干変え、音量を少し下げることで解決。市民から「子どもはスヤスヤと寝ています」と喜びの声が寄せられました。

「防災無線が聞こえない」というのと「じかに家に当たってうるさい」という両方の訴えがありますが、担当課は機敏に対応して頂いて感謝です。

(記・工藤市議)

新座駅の雨漏りを直せ
市長「原因を突き止め、抜本的に改修します」
あしの修議員
あしの修議員

 新座駅南口駅前大屋根が晴れている時も雨漏りが発生しています。
 あしの修議員は昨年12月市議会で雨漏りを早急に改善するように求め、市長は「こんな事では恥ずかしい限り。しっかり見させ全部修繕する」と答弁しました。しかし、現在もまだ雨漏りが治まらず、あしの議員は6月議会の一般質問で再度取り上げ、抜本的な改修を求めました。

 市長は「今年3月に修繕工事を行ったが、まだ漏っているということで、弁解の余地もありません。市長以下しっかり反省をして早急な対応をとらせます」と答弁しました。

ロータリーの屋根から雨漏りする新座駅
ロータリーの屋根から雨漏りする新座駅

 あしの議員は、「雨漏り個所の修繕だけでは根本的な解決にはならない。抜本的な大規模改修の計画を行う必要があるのでは」と質問。
 都市整備部長は、「大規模改修には5000万円ぐらいかかるという事ですが、他の方法もあるかもしれない。どういう工法がいいのか、今回はしっかりと原因を追究、突き止め改修したい」と答弁しました。

 あしの議員は、「雨水が屋根に溜まり、その雨水が漏れる状況で、晴れている時も突然雨水が垂れてくる。駅利用者も怒っている。一定のお金もかかる問題だが、最重要、最優先という事で計画を立て早急な対応を」と要請しました。

お知らせ
●原稿募集
「わたしの戦争体験」「アベ政権に思う」などなど・・皆さんの思いをどうぞお寄せください。8月のにいざ「民報」に掲載致します
ファックス、メール。または各市議に電話を。
ファックスは
048(478)8207

●ご参加ください
○8月19日(金)
志木駅宣伝。15時〜戦争させないオールにいざ実行委員会
○8月21日(日)18時〜
脱原発にいざ市民の会のウォーキング。三軒屋公園

●訂正とお詫び
前号で「野火止遊園に北野児童遊園から移設する遊具」はブランコだけでシーソーは移設しません。訂正してお詫び致します。

●9月議会にむけ、ご意見、ご要望をお寄せください。
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