日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2004.6.13  No.1068
日本共産党新座市委員会
自民、公明が年金法案をゴリ押し採決
参議院選挙できびしい審判を
 年金改悪法案は5日、衆参通してまともな審議も行わずに強行採決されました。

 公聴会も開かず、野党議員の質間も封殺して恥じない政府、与党に対して、質間権を剥奪された共産党の小池議員は「国の責任で無年金者や低額年金者の底上げこそが本当の改革だ」「暴挙を重ね、国民の信頼する年金制度は絶対につくることはできない」と怒りに声を詰まらせながら反対討論をしました。

 国会を形だけは通過しましたが、実施までまだ時間があります。何よりも目前に迫った参院選挙で「百年安心」と国民をだました自民、公明党にきぴしい審判を下しましょう。

腹立たしい限り。命の限りたたかう 【投稿】 平尾・新座団地

 6月5日午前に「年金改悪法案」が自民、公明が数をたのんで賛成多数で可決されました。

 3日の委員会では、共産、社民、西川きよしの質問を封殺し、異常な中での「成立」でした。テレビを見ながら私たちの声も聞かず強行された内容を知れば知るぽど腹がたちました。

 年金者組合でもこの悪法は直接私たちの生活にふりかかる問題ととらえ、組合員や家族で志木駅頭で署名を集め、国会に届け、国会前での座り込みや集会、デモ行進と昨年の冬から幾度も全国の仲間と一緒に抗議、反対の声を上げてきました。

 私は年金生活十八年の独居女性です。若い時は国民年金、中年から厚生年金をかけ続け、退職して受け取った年金もすでに二度引き下げられ、腹立たしい限りです。これからもまた引き下げられる法案だそうで、子どもたちに負担をかけたくない心境からニケ月に一度受け取る年金も月割、日割に振り分け、切り詰めた生活です。昨年はがんの手術も受け、医療費の心配も抱えています。

 若い人たちにも重い負担となる法案を通す自、公の議員さん達の生活感覚は、私たちのそれとは全く別のものとしか思えません。

 自衛隊のイラク派兵や憲法を変えようと画策する動きは、私が六十年前に暮らした日本に逆戻りされそうで非常に不安を覚えます。それを許さないたたかいに私の残された時間をかけたいと強く思います。
年金改悪を叱る
怒り心頭に発す 【投稿】 早川・大和田在住

 私は65歳の年金生活者で、年間二百五十万円の老齢厚生年金で暮らしています。

 無法尽くしの年金改悪法案の国会審議には、「怒り心頭に発す」の心境とはまさにこのことだと絶対に忘却の彼方には追いやりません。

 年金者はすでに「税制改革」の名のもとに、来年納める税金でペラポウな徴税を課されることになっており、再来年度はそれが連動して、6月6日付けの「にいざ民報」にあるように、住民税、国保税、介護保険料に跳ね返り、まさに「オレオレ詐欺」にあったように年金が減ってしまうのです。

 今まで、所得控除が、墓礎、配偶者、配偶者特別控除・各38万、老齢者控除50万、公的年金控除140万,あわせて304万円の所得控除があり、私は所得税ゼロでした。

 それが、来年課税から、配偶者特別控除38万、老齢者控除50万、公的年金控除20万、合計108万円が削られ、196万の控除しかなくなり、5万4000円の所得税がとられます。

 さらに再来年になると、住民税などの増税でが11万以上。平均寿命まで約20年生きられたとして220万円奪われてしまうことになり、この上年々支給年金額を削れたら、どうなることやら。

 小泉首相はこの国会で、「高齢になるに従い、金を使わなくなる」とか「公的年金だけに頼るな」と言い放ちました。一国の首相として許せない暴言です。

 ウソとごまかしでできた、年金大改悪法の実施を食い止める運動を強めていきたいと思います。

 何よりのチャンス参議院選挙で自民・公明を敗北させ、日本共産党を躍進させることだ、と肝に命じています。

うそとごまかし年金改悪 【投稿】 高橋・東在住

 自民、公明が数の力で、「年金改悪法案」を乱暴にも討議を打ち切り、強行採決して悪法が成立しました。

 ウソとごまかしで国民の声を無視しての暴挙です。今でも生活が大変なのに、これ以上減額されたら生活ができなくなります。

 自民、公明の政治に審判をくだす機会があります。参議院選挙で日本共産党が躍進することが大事です。

 大企業の利益を第一にする自民、公明政治でなく、国民の生活を第一に考える日本共産党の議席を大幅に増やしましょう。
なごやかに、第11回福祉フェスティバル
 6月6日の日曜日、第11回福祉フェスティバルが福祉の里でおこなわれ、朝から大勢の皆さんで賑わいました。

 小中学生の金管バンドや学生さんのパフォーマンス、障害者団体の模擬店のにぎやかな呼ぴ込み、練習の成果の発表、視覚障害者の手作りセーターの展示や演芸なども披露され、福祉の充実を考えるひと時となりました。

(記・保坂市議)
活発に意見交換・農業振興協議会が総会
 農業振興協議会の総会が5月27日に開かれ、今までにない活発な意見がかわされました。

 農協から、「今年も農協祭りを市の収穫祭と一緒にやりたい」との申し出があり、「共催は無理があるのでは」とか、市長からも「同日同時に開催するとして、良い方法を考えては」などの意見が出され、小鹿委員は「役員会もあるのだから、どのようなやり方がいいのか具体的な提案を次の定例会に出してもらったら」と提案し、その方同でまとまりました。

 そのほか、「農産物直売所」の田中代表から、「平成19年にふるさと新座館を建設し、毎日直売所を開くとの話がある。今から組合員を募集したい」との要請。「観光ぷどう組合」からは「ぶどうの品評会をやりたい」と振興会に申し出。また、「農機具の補助金を制約をつけないで申請を受け付けてほしい」との要望に、市長は「要綱を見直ししたい」と応えるなど、活発な意見がありました。「地産地消」を県も打ち出していますが、農家の方々も自分の作った農作物に自信を持った実践の姿勢に励まされました

(記・小塵市議)
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