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介護保険料、月額4000円台か |
新座市介護保険事業計画策定委員会が開かれる |
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介護保険制度が実施されて6年目になりました。介護保険は3年間を一期として計画をたてているので、介護保険料も3年ごとに見直しされます。
9月29日に新座市介護保険事業計画策定委員会が開かれました。第一号保険者(65歳以上)の来年度からの介護保険料が事務局から示される予定でしたが、「国からのサービス給付額の計算方式が十分に示されていない」という理由で次回に持ち越しとなりました。
一方、高齢者人口の推移や施設や居住系サービス利用者の見込みなどが事務局から示されました。
65歳以上の人口は04年は2万2623人でしたが、08年には2万9550人まで増加。要支援・要介護認定者も3271人(04年)から4758人(08年)と急増する見込み。在宅も施設もサービス利用が増え、保険給付額は50%も増加する見込みとなっています。
従って第一期(00年度〜02年度)の保険給付総額は約74億3000万円、第二期(03年度〜05年度)の総額は111億8000万円に対し、第三期(06年度〜08年度)は167億7000万円と見込まれています。
一期、二期とも保険料の基準額は月に2780円でしたが、今回の見直し額でいけば月4000円を越してしまいます。
非課税の所得の方でこの金額ですから「とても払えない」という高齢者が続出しかねません。保険料の4分の1という国の負担分をあと5%増加するだけで保険料の高騰を避けることができます。日本共産党は抜本的な改善を求めています。 |
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