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1億円の電線地中化工事、見送りに |
日本共産党の主張実る |
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新座駅南口第二土地区画整理事業が進行中です。新座駅から新座中央郵便局までのメイン道路(幅員16m)の両側は電線地中化工事が05年度に実施されました。昨年市長は「もう一路線、国道254から旧川越街道・大門交差点までも電線地中化工事を行いたい」と突然言い出し論議になっていました。
日本共産党市議団は「電線地中化工事は綺麗なまちづくりには良いが今はそういう時か。財政が厳しいと市民負担増を押し付けながら、約1億円をかけてほとんど人家のない所を電線地中化するのはおかしい。中止すべき」と主張し続けてきました。06年度予算ではこの電線地中化工事は見送られました。市民運動の反映です。
新座駅南口第二土地区画整理事業
借金返済は24年後まで
また、須田市長は「第二土地区画整理事業は当初計画より4年ほど遅らせスローダウンした」と言っていますが、日本共産党は「財源の多くは借金でまかなう。長期にわたって市の財政負担となる大事業ではないか」と財政計画を明らかにさせました。
第二土地区画整理事業は2012年度完成までの7年間に約70億円の事業費をつぎ込む予定です。一年の事業費が平均10億円、事業が完成しても借金返済はずっと続き2016年から2022年までが毎年3億円、それ以降も2億円台、1億円台の借金返済が続き終了するのは2030年度と今から24年後です。
ムダはないか、身近な道路の維持などがおろそかにならないか等、しっかり検討することが必要です。
大型事業をスタートするな
06年度予算に新座駅北口士地区画整理事業が盛り込まれました。
日本共産党は「市財政が厳しいと言いながら新規の大型事業に着手すべきではない。今進行中の南口が終了するまで北口は着手すべきでない」と主張しました。
市の説明によると、06年度は施行区域の設定、区画整理設計(街区、道路、公園、排水設備、公益施設などの設計)、資金計画を含む事業計画書を作成し07年度に事業認可を申請する予定。5年後から毎年7億〜10億円の事業費が必要となる大型事業です。 |
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