|
市内は渋滞と大気汚染に |
市長が「スマートインターチェンジ設置要望」を国に提出 |
|
関越自動車道新座料金所付近に「スマートインターチェンジ(ETC車専用出入口)を設置してほしい」との要望書を5月30日須田市長が北側国土交通大臣に提出していたことが分かりました。
笠原議員は「昨年12月の全員協議会でスマートインターチェンジはあくまで調査検討ということだった。地元の財政負担も、市内がかえって渋滞するのでは、など何を聞いても『わからない』という答弁で、当時の三村議長も『質問の対象にもならないと思うので、これで打ち切らせていただく』という扱いだった。その後の調査報告もないまま市長が大臣に会って設置要望をしたとはどういうことか。」と追求しました。
関越は渋滞解消?市内は通り抜け道路に!
市長が出した要望書には「『新座料金所付近にインターチェンジを設置すれば所沢インターから練馬インターまでの渋滞解消が図れるとともに、関越と中央高速道路を結ぶ広域的な道路ネットワークが形成される』と書いてある。中央高速・調布インターまでの調布保谷線(保谷朝霞線)はできていない。関越は渋滞解消かもしれないが関越から降りた車は新座の片山、野寺地域を通り抜け道路にして、この地域に渋滞と大気汚染を招くだけだ。どこに新座市民にメリットがあるのか」と厳しく指摘しました。
設置場所は馬場4丁目と堀ノ内一丁目か
須田市長は「サービスエリア・パーキングエリアを利用した社会実験は終了した。秋口から一般道路から高速道路の本線に直結するモデルケースを選んで社会実験をおこなうことを国土交通省が考えているとある筋から情報が入り、大臣と会う機会ができたので要望書を提出した。調査研究だけという訳にはいかないので設置要望とした。場所は馬場4丁目(ウインズゴルフ場付近)と堀ノ内一丁目を考えているが、設置できるかどうかわからない。利用台数の調査などが必要になるだろう。国や県、東日本高漣道路(株)などと調査研究を進めたい」と答えました。
片山、野寺地域など新座市民には大問題
笠原議員はさらに「設置費用はどうなるのか」と質問。市長は「高速道路外は地元負担」と答弁。関越側道への出入り道路は新座市負担になることも明らかとなりました。
須田市長は情報の入手先を公表しませんが、北側大臣も川上議員も公明党ですから大体の見当はつきます。
この人たちの本当の狙いは分かりませんが、片山、野寺地域など新座市民にとって大問題です。県道保谷志木線は今でも大渋滞しているのに、さらに通過車両を関越自動車道から誘導しようとするのですから・・。 |
|
|
スマートインターチェンジ
ETC車専用出入口。国土交通省は渋滞解消とETC車普及を目的に一部で試験的に設置している。05年12月市議会で川上議員(公明)が一般質問で設置を提案し市長が調査検討を約束していた。 |
|
|
|
|