日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2006.6.4  No.1166
日本共産党新座市委員会
4つの悪法そろって廃案に
全国から5万人が結集 5・27国民大集会
5・27国民大集会  「庶民大増税なんでやねん」の風船。「輝け憲法9条」のネオンサインを背中に背負う人。「9」の文字をぶら下げた傘・・・・。

 5月27日東京代々木公園には、思い思いのグッズやプラカードを持った人達・北海道から九州まで5万人が結集しました。
 時折横殴りの雨が降るなか、「終盤国会で突如出された教育基本法の改悪、共謀罪、医療改悪、国民投票法など4つの悪法を阻止し、政治の流れを変えよう」と壇上からの訴えに「そうだ」「がんばろう」の声援が飛びます。

 日本共産党の志位委員長は「歴史をつくるのは人間のたたかいです。アメリカ言いなり、財界主役の日本の政治の矛盾が、3兆円もの税金を使う米軍再編と憲法改定という熱い焦点で噴き出している。この大集会を国民中心の新しい政治を作る出発点にしましょう」と訴えました。

 大集会には新座市からも埼玉土建組合や民主商工会などがバスを連ねて参加。教職員組合、市職員組合、日本共産党市議団、党支部や後援会など多数が参加して元気にパレードしました。

 この大集会を新聞テレビは一切報道しませんでした。
会社の嫌がらせにめげず
吉川春子 参議院議員
吉川春子  北川清子さんは、住友金属の女性差別是正を求め裁判で十年以上たたかって勝利和解しました。

 彼女は結婚しても働く女性社員第一号でした。「犬や猫でも子どもは自分で育てる。君はそれ以下だ」と上司に言われ出産して出勤したら元の職場に机はなく、ずっと上司の隣で仕事をさせられるなど嫌がらせを受けながら働き続けたのです。
 丸子警報機、芝信用金庫、野村證券など女性差別裁判の勝利に接するたびに差別に耐え切れず銀行を辞めてしまった私は彼女たちをまぶしく仰ぎ見ています。

 男女機会均等法「改正」案審議に全力尽くします。
病院は1000万円の赤字に(新座病院)
新座社会保障推進協議会が病院訪問
 新座市社会保障推進協議会は5月16日、国会で審議中の医療制度改革について朝霞地区医師会などを訪問しました。

 朝霞地区医師会の事務次長は「この問題では国への意見をあげている。患者負担を増やさないよう署名活動もおこなっている。四市医師会長や新座支部長にも伝える」こと等を約束してくれました。

 つづいて訪問した新座病院でも話が弾み、「今回の医療制度改革は病院の存続にも関わる問題だ。高齢者の負担が増え外来に影響がでる。療養型病床は診療報酬が下がり赤字になる。一ヶ月1000万円くらい収入が減るのではないか。今までは一般病床だったが、福祉リハビリの方に移行していかないといけない。救急病院の指定は取りやめた」など事務長が切実な現状を語ってくださいました。

 新座社保協では6月7日に学習決起集会を計画し病院長などの挨拶も予定しています。
「アスベスト除去技術研修」などで組織大きく
埼玉土建新座支部が定期大会
 5月28日、埼玉土建新座支部の第36回定期大会が開催され約百人が参加。新年度の運動方針と新執行部を選出しました。

 新座市では一年間で300人を越える組合員を増やし、7年ぶりに増勢を果たし、県全体でも4年ぶりに増勢にしたこと。職人の仕事が減っている中で下請け代金未払いの解決、アスベスト除去研修や公共事業での適正な賃金を求める市への陳情など生活と権利を守る運動を力強く推進することを確認しました。

 日本共産党国会議員のメッセージが紹介され、小鹿市議が連帯の挨拶をおこないました。
避難、救援も国の指示待ち?
意見ほとんどなしの第一回新座市国民保護協議会
 5月29日、第一回新座市国民保護協議会が開かれ、東京防衛施設局総務課長、陸上自衛隊第32普通科連隊第3中隊長、日本赤十字埼玉県支部救護課長など38名の委員が紹介されました。

 「国民保護に関する新座市計画(原案)」が、事務局である国民保護計画策定推進室から説明がありましたが、委員からほとんど発言はなく「意見が集約され」たことに。

 今後は8月に市民へのパブリックコメント後、秋の第二、第三回協議会を経て答申書が出され、来年3月に市議会に報告される予定です。

 テロなどの緊急対処事態でも基本的には国からの指示、指定がないと対策本部の設置や避難救援活動も自治体は足を踏み出せないことが重ねて明らかになっていました。
6月議会で質問します!
市政に提案日本共産党市議会議員の一般質問
 6月議会でも6名の日本共産党市議は市民要望等に基づき、全員が一般質問いたします。質問日は6月15日木曜日、6月16日金曜日です。傍聴においでください。
No.15 工藤かおる 6月15日(木) 2番目
1. 中学校部活動は義務教育にしては保護者負担が大きく、特に吹奏楽部は多額。現状調査と公費補助のあり方について検討すべき。
1. 障がい者控除の周知について。介護保険の認定者に対して、減税となる「障害者控除」を市民にもっと分かりやすく広報すべきでは。
1. 今年度は老年者控除の廃止など、高齢者への増税が強化されている。市はその1億円近い増収分で、高齢者の福祉増進にあてるべき。
1. 市のホームページの「文化財散策ガイド」の地図を見やすくし、文化財の解説等も載せてわが街の魅力を再発見できるよう改善を。
No.16 朝賀ひでよし 6月15日(木) 3番目
1. 現行の教育基本法を生かし発展させるべき。国会で審議中の改定案の前文、目標などについて見解を問う。
1. 市は行財政改革推進本部を設置しているが、部会の中に「投資的事業のスローダウン」を検討するところがないのはなぜか。
1. シャトルバスの運行経路の変更と土日の運行について検討すべき。
1. 介護保険事業の中の地域包括支援支援センターについて。
1市内6ヶ所の確保の見通しについて。2センター設置にあたっての課題は。3介護予防関連事業を実施している自治体の状況。
1. 市道の痛みが目立ちますが、計画的な改修が必要ではないか。
No.17 保坂フミ子 6月15日(木) 4番目
1. 男女共同参画推進事業のうち、公民館での活動事業費が削減されている。元に戻すべき。
1. 公立保育園の施設は老朽化している、施設改善要望は何か。計画的な改修をすべき。また給食調理室にエアコン設置を。
1. 4月からの介護保険法の改悪で保険料、利用料負担が重くなっている。利用料補助制度を該当者がすべて利用できるうよう周知を。
1. 4月からヘルパーの派遣時間が30分削減されている。制度改悪の影響の実態をつかみ市としてできる対策を。
No.18 石島よう子 6月16日(金) 1番目
1. 栗原、野寺地域に子育て支援センター設置の要望が強い。空き店舗などの活用も検討するなど工夫して実現を。
1. 栗原二丁目児童遊園内に幼児用遊具の設置を。
1. 新座市都市計画道路保谷朝霞線の進行状況は。また工事対象地域の住民の不安に応え、スケジュール等の説明会開催を。
1. 各学校に配置されたパソコンが有効に活用されるよう、パソコン操作指導員の配置をすべきでは。
No.19 こじか伸衛 6月16日(金) 2番目
1. 安心・安全な建築行政のために。新座市の構造計算や耐震の確認事務体制強化。木造建築の中間検査の実施を。
1. 区画整理事業の測量業務を市内業者に発注すべきと思うがどうか。
1. 新堀1−8、新堀1−6周辺の雨水対策について。
1. 高い利率で市債を借りている「埼玉りそな銀行」の金利引き下げ交渉の結果は。05年度の市債の借入れ状況は。
No.20 笠原すすむ 6月16日(金) 3番目
1. 教育予算について。教育予算の割合が近年減少し、施設など教育条件整備が低迷しているのではないか。
1. 市立保育園の民間委託化、退職保育士の不補充の方向が示されているが、問題だ。どのように検討したのか。
1. 横浜地裁で横浜市の市立保育園の民間委託化の違法判決がでたが、市はどのように受け止めているか。
1. 前期基本計画における財政計画の見通しは的確だったか。後期基本計画の財政計画の見直しが必要ではないか。
1. 新座市の決算カードは、起債制限比率欄を設けるなど改善すべき。
1. 小規模工事契約の改善を。
1. 地域経済活性化のために、現状を把握している信用金庫など地元金融機関の力を借りよ。
6月議会日程
「ひばりヶ丘駅北口にエレベーターなどの設置を
 五月三十日、「ひばりヶ丘駅などの改善を求める会」(世話人・富家陸雄氏)から新座市議会に「ひばりヶ丘駅北口にエレベーター、エスカレーターが設置され、安心・安全のバリアフリー化が早期に実現するよう新座市としてご努力下さい」という趣旨の陳情書が提出されました。
← 前号  |  インデックス  |  次号 →