日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2009.4.19  No.1311
日本共産党新座市委員会
子ども医療費小3まで無料に「市内循環バス」9月から運行
”09年度予算で実現したよ”
「子ども医療費を中学校卒業まで無料に」署名活動(商工祭で)
「子ども医療費を中学校卒業まで無料に」署名活動や議会の一般質問、予算要望などで長い間取り上げてきました。(商工祭で)
 09年度予算で市民の要望であった子ども医療費無料化、教育施設の改善、市内循環バスなど、日本共産党が市民の皆さんと長い間運動してきた幾つかのことが予算化されました。
日本共産党が市民と力をあわせて実現

1. 子ども医療費は小3まで無料に
  (入院は中3まで無料・7月から)

2.妊婦健診補助は5回から14回に拡大

3.林間学校の補助金を倍加
  (小5を2000円、中2を4500円)

4.学校トイレの改修2校

5.小中学校7校の保健室 に外線電話設置

6.住宅リフォーム助成制度
   市内業者にリフォームを依頼すると工事費の5%助成

7.市内循環バス
  運行開始は9月予定
  市役所を中継点に北循環と南循環一日各7便
  大人150円.子ども100円.70歳以上無料パス(登録料500円)
  志木駅、新座駅、清瀬駅と接続
今こそ大企業にはっきりもの言える共産党を
桜井はる子予定候補

 人間をモノのように使い捨てる派遣切り、西松建設からのワイロで歪んだ公共事業・・・大企業の身勝手なやり方を正し、国民の暮らしに心を寄せて奮闘できるのは、企業献金と無縁の党、共産党の出番です。

 トヨタ、キャノンの本社に乗り込み直談判して解雇撤回を迫り、西松問題では徹底解明を追及しています。自浄能力のない「二大政党」に国政は任せられません。雇用とくらし、平和をまもるため全力でがんばります。

衆院埼玉4区予定候補・桜井はる子

深刻な保育園不足に手を打たず
大型事業と「観光都市づくり」を推進
 「暮らしが大変なのにまた値上げなの?」「保育園に入れなくて困ってます」など市民の生活苦は明らかです。法人市民税が昨年より約4億円も減額、生活保護の相談・申請が増えています。

相変わらず観光都市にいざ?

 ところが市長は「市民生活を優先せよ」の声に耳を傾けず「観光都市づくり」と新座駅北口の大型事業の推進を施政方針で表明しました。

 日本共産党は「1景気が悪い時に新座駅北口土地区画整理事業は凍結すべき。2下水道使用料の12%引上げは中止を。3保育園は待機児童が220人もいる。新増設こそ必要。4小学三年生から35人以下の少人数学級を実施せよ。5高齢者の福祉施策を充実せよ。6安全なまちづくりとして道路改良や維持補修費が不充分」などを指摘して、当初予算に反対しました。
大和田小1年生が40人学級に
 大和田小学校は新座駅周辺のマンション建設のため、教室数が不足し教育委員会は小学校一年生を40人学級にして切り抜けたいと提案。
 共産党は「通学区の変更を真剣に検討してこなかった見通しの甘さ」を指摘し教育長に反省を求めました。
えっ賛成するの?
市長選挙が終われば 須田与党に戻る民主党
 昨年の市長選挙で大争点となった総事業費約百数十億円の「新座駅北口土地区画整理事業」。

 民主元市議は「ほっとけない!」と事業推進に反対して市長を僅差に追い詰めたのに、選挙直後の九月議会で民主系市議は『北口推進に関する条例』に反対せず退席して「棄権」。

 この三月議会では、市長の提案すべてに賛成。「新座駅北口土地区画整理事業特別会計予算」にも賛成しました。

 選挙の時は市長を批判しながら、選挙が終われば市長与党にもどって何でも賛成。市民の皆さんはどう思われますか。
緊急経済対策を!市民生活守れ!
市長に申し入れる共産党市議団
「雇用相談窓口、市内業者に仕事発注」など緊急経済対策を市長に申し入れる共産党市議団
 日本共産党市議団は、市内の事業所を訪問して経営の実情を伺いました。

 「去年秋のリーマン破綻から仕事が減って今は五割減。自動車の第一次下請けの私がこうだから二次、三次下請けは9割減だ」(アルミ加工)等どこも深刻な経営状況でした。

 共産党市議団は1月21日、市長に「かってない不況で市民生活は大きな打撃を受けている。融資制度の改善や公共事業の前倒し発注、失業した方の総合相談窓口の設置、臨時職員の募集」など、緊急経済対策を要望しました。

 市は『緊急経済対策本部』を1月28日に発足。4月1日からも継続して「1緊急融資運転資金を500万円に増額。2簡易な維持補修工事の前倒し発注や中学校への扇風機設置」など仕事を求める事業者への不況対策をおこなっています。
「西松違法献金疑惑の解明」
自民、公明がだまって否決
 不況にあえぐ市民を尻目に、西松建設から小沢一郎民主党代表、二階自民党経済産業相への献金は公共事業受注の見返りを期待するわいろ性が濃厚です。

 日本共産党は3月議会で『違法献金疑惑の徹底解明と企業団体献金の全面禁止を求める国への意見書』を提案しました。

 ところが、賛成は共産党6人と高邑議員、刷新の会5人の計12人。保守6人、公明党7人が黙って反対したため意見書は一票差で否決されました。
一人で悩まないで
相談に乗る桜井はる子さんと労組の相談員

 日本共産党は労組や市民団体、弁護士などとネットワークを立ち上げ、「何でも相談会」を行っています。雇用、生活等どんなことでもお気軽にご相談下さい。

写真:市民のご相談に乗る桜井はる子さんと労組の相談員 志木駅前出張相談会にて

3月議会で質問しました
市政に提案日本共産党議員の一般質問
工藤かおる
厚生常任委員・副議長工藤かおる
保育園の待機児童対策の強化を
Q.待機児童が多い畑中、馬場、栄地域に公的責任で保育園の新増設と家庭保育室の補助金増額を。自営業の方の適正な評価など入所基準の公開を。
A.法人保育園の新設を現在協議中である。家庭保育室の補助は現状のままとする。入所基準はホームページで公開する。
その他1就学援助制度を周知し申請を簡便に。2精神障がい者の相談機能強化を。
小野だいすけ
文教経済常任委員小野だいすけ
市民生活を守る緊急経済対策を強化せよ
Q.4月以降大量の失業者が出ることが予測される。市民生活を守る緊急経済対策本部の継続強化、若者の就労相談窓口の周知を。
A.新たに対策本部を設置し融資改善、公共事業の前倒し発注などを強化する。相談窓口は志木駅前電光掲示板で周知を図っている。
その他1若者が夜間利用できるフットサルコートの設置を。2新座志木中央病院前の道路の安全対策を。
石島よう子
厚生常任委員長石島よう子
市民の学びの拠点・公民館の充実を
Q.市民の「公民館講座の充実や自主グループ支援を」の声に応え、身近な学びの場・地域づくりの拠点となる公民館の充実のため各館に社会教育主事の配置を。
A.社会教育指導員の勤務時間延長は協議する。講座の充実は努力したい。
その他1大和田小学校の教室不足に対応する学区変更はなぜ遅れたのか。2DV防止・救済の基本計画策定を。3県道練馬・所沢線の整備を。
朝賀ひでよし
建設常任委員朝賀ひでよし
乗継パスの導入と日曜運行を 市内循環バス
Q.9月から予定されている市内循環バス運行に向けて、市役所での乗継パスの導入と休日運行実施を検討すべきでは。
A.3月の公共交通検討市民会議で内容を決めたので9月からの乗継パスと日曜日運行は様子を見てから。
その他1市職員定数の考え方と職員確保について。2市内事業者の実態調査を市がしっかり行い経済対策を。3部長級の退職勧奨をやめよ。
こじか伸衛
文教経済常任委員こじか伸衛
後期高齢者医療保険料の引き下げを
Q.後期高齢者医療制度廃止のメッセージを。東日本一高い保険料の引き下げを。
A.国、県に健康診査の助成を強く求める。来年度は保険料改定の年であるので、過度な負担にならないようにしたい。
その他1市民体育館、児童センターなどは指定管理者はなじまない。市で管理を。2県営住宅一階の障がい者仕様の水道料金に減免を。
笠原すすむ
総務常任委員笠原すすむ
非正規職員の待遇改善を
Q.非正規の市職員は477人で全体の3分の1以上もいるが給料は正規の約35%。経験年数加算も病休もない。改善を。
A.改正パート労働法の趣旨をとらえ処遇改善を図る。経験年数5年以上の時給を50円アップする。
その他1「ミニ道の駅」のようなふるさと新座館建設は止めよ。2中学校のスキー教室に臨時看護師の配置を。3地域包括支援センターの予算を増やせ。
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