日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2011.8.7  No.1426
日本共産党新座市委員会
「原発なくして」町内会長などが共感
共産党市議団が宣伝、訪問
6月議会報告を街頭からおこなう市議たち
 6月議会報告を街頭からおこなう市議たち

 共産党新座市議団は、共産党の『原発からの撤退提言』(5年〜10年をめどに原発から撤退し自然エネルギーの本格的導入を)を持って町内会長、商店会長、民生委員、幼稚園長などを訪問しています。
 「私は二本松の出身だ。原発は少なくする方がいい」(町内会長)「猪苗代が実家で観光客が減って心配しています」(地域福祉の役員)「親類が福島の矢祭町に7軒ある。子どもが心配でこっちに来させたいが、引き受けられず困っている」(商店会長)など、たくさんの方が東北と関係を持っており、原発廃止は「その通りですね」と同感して『提言』を受け取ってくださいました。

 「予算修正案の家具の転倒防止はいいね。」と『にいざ民報』を取り出したある町会役員は、修正案を自・公・民市議が否決したのに憤慨し「市民目線でやってもらいたいですね」と語りました。 6月議会の宣伝中に、「まともなのはあなた達だけ」と激励されました。

 また、私立幼稚園に伺うと、「市の環境対策課に放射線量を測定してもらいました。周辺の小学校と同じで高い数値ではなかったですが、今日は心配して声をかけてもらってありがとうございます」(A園)、「理事長が放射線量計を購入し、毎日測定しています。茂みの中など特に高いほっとスポットはありません。保護者から問われれば答えています」(B園)と話していました。
 原発を無くす世論を草の根から広げましょう。

電力自給率100%めざす 梼原町の自然エネルギー
梼原川の段差を利用した小水力発電
 梼原川の段差を利用した小水力発電

 日本共産党の吉井英勝衆院議員(党環境・エネルギー原発問題委員長)らは8月1日、自然エネルギー活用で注目される高知県梼原町を再度視察しました。
 町は2050年までに風力発電所40基増設、木質ペレットなど森林資源を使った自然エネルギー使用で電気の自給率100%をめざします。
 町役場や農協が入る総合庁舎は町産の杉を使い、80キロワットの太陽光発電を備えたシンボル的な建物。災害時の避難所となります。
 町営の風力発電所、梼原川の段差を利用し毎時53キロワットを出す水力発電所。街の90%を占める森林は、C02の吸収効果を高めるため間伐を実施。ペレットは老人ホームなど公共施設の冷暖房に利用されています。
 吉井議員は、「自然エネルギーの安定供給こそ未来があり国の支援の仕組みを作りたい」と矢野富夫町長と懇談しました。

零細業者に仕事を
小規模工事登録制度の改善求める
小鹿伸衛議員
小鹿伸衛議員

 小規模工事登録制度は、「腕は確かだが指名入札に参加できないような零細業者や職人さんが、学校や保育所の修繕など簡易工事に参加できる仕組みを作ろう」と共産党が13年前に提案し、実現したものです。
 平成12年当時は工事額50万円以下の諸工事で契約は100件・契約高も1236万円でしたが、平成22年度は総額7071万円と10年間で5倍以上に伸びました。

 私は平成19年度の決算で、一部業者に受注が数年来偏っている問題を取り上げました。
 「二つの業者が各49回、51回も契約し、契約額の半額以上をこの二業者で独占している。多くの業者が仕事を求めて登録しても受注できたのは20業者にとどまっている。また、工事限度額の引き上げも必要だ」と調査と改善を強く求めました。

 その結果、平成22年度4月から1契約は工事現場の近くの業者に。2未発注の業者に「マニュアル」を作って優先するなどの改善がおこなわれました。
 平成22年度は受注できた業者が65業者となり、登録業者の66%。初めて契約できた方は26業者となりました。
 平成23年4月からは、工事限度額も100万円に引き上げられました。
 ひきつづき、市内業者の仕事確保にむけ奮闘していきます。

(小鹿市議)

<新座市民アンケート中間報告>一部
 649人分の集計結果です。アンケートは8月末まで返信有効です。 ご意見、ご要望をお聞かせください。最寄りの市議、党員宛でも結構です。
問1 新座市の防災施策であなたは何を望みますか?
問2 国や市は何をすべきとお考えですか?
問3 震災復興財源のため政府は増税を求めようとしていますが?
問5ここ1年であなたの暮らし向きは?
問7 新座市政についてどのような印象?
<問4 原発問題へあなたのご意見は?>
●日本国内に54基もあることにびっくりしました。事故が起きた時、止める方法もないのに安全だと言い続けてきた国会議員他すべての人と電力会社、財界に責任をとってもらいたい。無知だった自分にも大いに責任を感じています。なるべく電気を使わないようにしています。(60代女性)
●千年に一度といわれる今回のことでも弱者が弱者を助けている感じがある。首相に協力するのでなく足を引っ張る、電話では要望を受け入れないなど、税金をいただいている人の言葉かとあきれる。国会の方、自らガレキの片づけに行かれたらどうか。(20代男性)
●日本という国は危機管理能力ゼロ。こんな国が原発など持ってはいけない。(40代男性)
<問13 日本共産党へのあなたのご意見は?>
●民主党が悪く言われるが今回の震災で私が信用できなくなったのはむしろ野党です。文句を言うのは簡単。自分たちにできる事を実行したのか。怒りが込み上げます。今回のことで恥ずかしながらようやく政治に関心を持つようになりました。どこの党を支持するということはありません。(20代女性)
●「助けあおう」「つながろう」と言われているのに何故国会はいがみ合っているのか。どの党が良い悪いでなく国会全体が悪い・・過去をああだこうだ言うな。未来へのエネルギービジョンを示せ。(10代男性)
●政治不信の頂点を感じています。共産党だけは国民の強い味方と思っています・・が今の活動が私たちに伝わってきません。混乱した国会の中で、今こそ声高に原発反対を宣言してください。最近共産党のビラがポストに入ってこなくなりました。頑張ってください。(60代女性)
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