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「原発の段階的縮小」が3分の2 「生活苦しい」が6割 |
《市民アンケート集約結果》 |
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今年6月から8月にかけて市民の皆さんに「市民アンケート」へのご協力をいただき、ありがとうございました。
集約結果がまとまりましたので、今号と次号の2回に分けて報告させていただきます。
詳しい内容はリーフレットにまとめてありますので、ご希望の方にはお届けいたします。 |
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回答者の概要 |
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最終集計数は729通で男女別ではほぼ半々です。年代別では60代、70代、40代、30代、50代の順でした。 |
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問1、防災に関心 |
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3月11日の震災では大津波が衝撃を与えましたが、あらためて地震への備えも大切であることを実感しました。回答者は、「防災備品」、「避難場所」、「耐震化工事」などを望んでいることが浮き彫りになりました。 |
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問2、原発から自然エネルギーに転換を |
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「原発は危険なので段階的に縮小・廃止」、「自然エネルギーヘ転換」、「原発事故の情報公開を」と3つに○をした人が多数にのぼっており、「原発は電力のために必要なので継続する」は7%しかありませんでした。 |
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問3、復興財源を国民に課するな |
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復興財源を消費税の増税に求めるのは庶民の生活を悪化させ、日本全体の景気をますます冷え込ませます。
回答者は、大企業に応分の負担を求め、米軍への思いやり予算をやめるべきだと答えています。 |
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問4は「大震災、原発事故についてのご意見」を求めました。
「危険な原発を推進してきた自・公が事故の責任を全く自覚せず、その見直しも考えていないことに驚くばかりです。マスコミも歴代政権与党の責任に言及しないのも不思議です」
「大人のせいで未来ある子供達を苦しめてしまっていることがとても辛いです」
「原発は人間には扱いきれるものでないことを専門家は指摘しています。経済よりも命の方が大切です。原発全廃に向けてたたかってほしいです」など、たくさんの意見をよせていただきましたが、紙面の制約上、割愛いたします。 |
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問5、給料や年金の減少で生活悪化 |
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この1年の暮らし向きの変化は、「少し悪くなった」と「大変悪くなった」の合計が約6割です。「良くなった」と答えた人は2・9%しかありません。暮らしが悪化し続けていることがうかがえます。問5ではさらに「苦しくなった」理由をたずねました。
「少し悪くなった」、「大変悪くなった」と答えた人の合計を100とした場合のパーセンテージをみると、「給料や年金など、収入が減った」と答えた人が68・1%、「失業、離職、転職」、「経営悪化」など収入減だけでなく、「税金、公共料金の値上げ」や「医療費、介護費用」など、支出の増加による生活悪化が多いことがわかります。 |
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問6は「日頃から危険だと思う所」などをたずねました。地図つきで多くの要望が出されました。早急に改善に取り組みます。 |
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問7、「市政に不満」が減少 |
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「どちらかというと不満」が一番多く26・5%。「まあまあ良くやっている」が23・6%。「大変不満」が10・2%でした。4年前に比べて「不満」が減少したのは、国保税の引き下げ、小中学校ヘのエアコン設置など、市民要求の実現があると思います。 |
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(問8以下は次号へ) |