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学校体育館を一気に大規模改修 |
国の予備費等の活用で |
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6校の体育館大規模改修、19の市道維持補修工事など53事業
市内小中学校の体育館の大規模改修工事を来年3月までに一気に全ての学校で終了させる予定になりました。17小学校のうち4校と6中学校のうち3校の体育館はすでに大規模改修を終了し、残りは年次計画をたてて改修する予定でいました。
ところが、国の平成24年度経済危機対応・地域活性化予備費と平成24年度補正予算(策1号)ヘの申請をした所、新座市が申請した53事業が全て認められたため、後年度に実施を予定していた学校体育館の大規模改修工事を全校で一気に実施することになったものです。
市の財政当局は、「今回の国の予備費及び補正予算を活用した事業は、市債の活用や交付税措置、元気臨時交付金などで従来の国庫補助と比べ財政的メリットがあるものです。53事業の事業費は約41億円ですが、予定通り事業を実施した場合と比べ、約8億2千万円新座市の負担が軽減されます。」と説明しています。
【党市議団】
市内業者へ仕事を回してこそ地域活性化はかれる
日本共産党市議団は、「安倍内閣の公共事業ヘのバラまきは問題だが、新座市の申請事業は全て学校体育館の大規模改修工事や、市道の改修工事、耐震性防火水槽新設工事などで、ムダな公共工事ではなく必要なものだ。ただ、学校体育館の工事などは、夏休みに工期が集中するのではないか。市内業者が仕事を請け負ってこそ市内経済が活性化する。市外業者が多くの仕事をとってしまうのが心配だ。よく配慮すべきだ。学校体育館が全校でキレイになることは子どもたちにとってすばらしいことなので賛成だ。」と述べました。
【市長】
市内業者が仕事ができるよう努力する
市長は、「県は一千万円以上の工事は一般競争入札にするように言っているが、なるべく市内業者の仕事になるようにと五千万円程度の仕事も市内業者にしてきた。体育館の大規模改修工事は1億円以上の仕事だが、市内業者もできる仕事だと思うので、極力市内業者が仕事ができるよう努力する。工事の時期も学校の希望も聞きながら、集中しないよう配慮する。」と答えました。
53事業には、新堀小と四中の校舎大規模改修工事、新座中・六中・西堀小・池田小など16校の体育館の大規模改修工事、栄小のトイレ改修工事、片山小・五中・六中のプール改築工事、11基の防火水槽新設工事、19か所の防災行政無線受信所改修工事、19路線の市道維持補修工事などが含まれています。 |
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