青梅市役所は、延床面積が2万2097・76平米、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階地上7階と4階建てで総事業費は約73億円。 新庁舎の特徴は、「市民の方が日常的に利用する窓口を1階にもとめ、利用しやすい庁舎、視覚障がい者に白杖認識音声誘導システム、トイレ内音声案内など。聴覚障がい者に非常時の手点滅機能および非常文字表示装置、また、各階に多目的トイレを設置するなどバリアフリーに配慮、地震等の災害時に防災拠点として機能する免震構造、地中熱利用や太陽光発電、雨水の再利用等の自然エネルギーの活用とともに、自然換気システム導入や屋上緑化を図り、環境に配慮している」と市担当者から説明がありました。
現在の新座市の庁舎は各課の窓口が狭く、隣の方の会話等も聞こえてしまうなど、プライバシーの関係からも問題ですが、青梅市も町田市もすべての窓口は「ローカウンター」でお互い座ってゆっくり対応でき、隣の窓口が離れていて個人情報への配慮がしっかりしているのが印象的でした。
また、議会関係では小さいお子さん連れでも傍聴できるようガラス張りの個室の「専用スペース」が設けられているのが印象的でした。
今後、新座市の庁舎建設に参考になるものも沢山あり、基本設計などにしっかりと反映させていきたいと思います。
(記・あしの修市議)
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