日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2015.7.26  No.1626
日本共産党新座市委員会
「戦争させない!オールにいざの会」がアピール行動
350人が参加
 7月17日、三軒屋公園で「戦争させない!オールにいざの会」主催の集会とパレードが行なわれ、約350人の市民が参加しました。

浅井春夫立教大学教授が呼びかけ人あいさつ

「会」の呼びかけ人の一人である浅井春夫立教大学教授は、「戦争法案の強行採決は国民主権を侵すものだ。安倍首相の顔は、この頃鼻の下にちょび髭がついた顔に見えてきた」とファッショ的な暴挙を厳しく批判。「戦前は50年間に6回の戦争があり、戦後は1人の外国人も殺していない。『勇気』をもって希望の道を切り拓こう」と参加者を激励しました。

今までやったことのない大運動で必ず廃案に

 笠原市議が「この会は、戦争法案ゴリ押し反対の一点で超党派の市民で結成した。呼びかけ人には、弁護士、医師、元保守系市議、美術家など多彩な市民が名を連ねてくれた。やったことのない大運動で必ず廃案に」と呼びかけました。
 レコード大賞のヒットメーカー前田たかひろ氏(作詞家)も駆けつけで連帯挨拶。市民が次々にリレートークした後、志木駅周辺をパレード。沿道から拍手したり飛び入りで参加する方もいました。
 「オールにいざの会」は、7月中に賛同者を1000人に増やし、戦争法案を必ず廃案にと誓い合いました。赤旗読者の皆さんもぜひご一緒に!
日本共産党創立93周年記念講演
私も93歳 ぶれない共産党が好き
瀬戸内寂聴さんがメッセージ
瀬戸内寂聴さんがメッセージ

 私はずっと「赤旗」とってますけど、共産党の好きなのはぶれていない。ずっとぶれていないのは共産党だけです。
 今が一番悪い時代じゃないですか。安倍さんのやり方は。人の言うこと聞かないですもの。沖縄のことなんか見ても、民意、民の意を汲みとることがいい政洽ですよね。まったく民意を無視していますね。いまは。
 私はずっと共産党に入れているんですが、いくら入れても増えないし、怒っていたのね。最近、どんどん増えてきて入れ甲斐がありますね。
 今の非常に悪い政治に共産党がちっともぶれないで頑張ってくれること、非常に有り難く、頼もしく思っております。私も病気をしましたけど、生きている限り、みんなが幸せになれるよう努力していきます。一緒に頑張りましょう。

(記念講演DVDをご覧になりたい方はもよりの市議、党員まで)

「はだしのゲン」や手塚漫画の貸し出しを
共産党市議団が教育委員会に申し入れ
 新座中央図書館で、以前は子どもたちが自由に借りることができた「はだしのゲン」が二階の資料室に置かれ、閲覧のみで貸出禁止になっていると市民から訴えがありました。
 市議団は、戦争や被爆体験を風化させないため、「はだしのゲン」を一階にも設置すること。また漫画界の巨匠・手塚治虫氏の作品も新座市にゆかりのある『郷土コーナー』として二階に多くが置かれているので市民が読めるように工夫することも申し入れました。
今こそ国会に行こう!
国民の声が政治を動かす
 7月14日夜の「戦争法案反対!日比谷集会」に「戦争法案NO!」のおそろいのうちわを持って、参加してきました。
 日比谷野外音楽堂には開会30分前に到着したのですが、もう満員で入場できず、場外も大勢の人でごったがえしていました。デモ行進も、あまりに大勢の人でデモ出発の順番が回ってくるまで1時間近くかかりました。
 出発してからは心地よい夜風を受けながら、「戦争法案絶対反対!」と思いっきり大きな声でシュプレヒコール。国会前では衆参の共産党、民主党、社民党など国会議員の皆さんから激励を受けました。
 帰宅して見たテレビのニュースで参加者が2万人を超えたことが報道され、私たちの反対の声が、世論を動かす力になっていることを実感しました。

 翌日、委員会で法案は強行採決されてくやしい思いをしましたが、17日のオール新座市民集会に参加して、大勢の方と怒りの声をあげました。翌18日13時には作家の澤地久枝さんの呼びかけに応えて「アベ政治を許さない」のポスターをひばりケ丘駅北口で、石島よう子さんを含め10人あまりでいっせいに掲げました。

 今週も瀬戸内寂聴さんたちが呼びかける大きな集会が次々にあります。ぜひ一緒に国会デモに参加しましょう。

(日本共産党新座南後援会・滝口)
今声を上げる時!ご一緒に国会に行きましょう!

●24日(金)18:30〜日比谷野音「安倍政権NO!首相官邸包囲」集合:ひばりケ丘駅17:00
●26日(日)14:00〜15:30国会議事堂「とめよう!戦争法案集まろう!国会へ」集合:ひばりケ丘駅12:30
●28日(火)18:30〜19:30日比谷野音「戦争法案廃案!」集合:ひばりケ丘駅17:00
あきれた教育長の発言
休日議会を傍聴した市民の感想から
 6月14日日曜日に休日議会と、十文字女子大学吹奏楽部による議場コンサートが開かれました。傍聴した市民の感想の一部をご紹介します。

●教育長の答弁には呆れ果てた。不適切な言葉を二度も使用した。慰安婦展について「一部の方の主義主張」と言われたが、・・「世論を二分している問題」であるならば、両方の意見を聞くのが当然であろう。
●私どもが常に思ったり、疑問に思っていることを質問されている議員にとても嬉しく思った。これからは何度でも傍聴したいと思う。
●新座市に住んで16年。始めて傍聴した。議場が古く狭い。IT化か遅れている。執行部の答弁は原稿棒読み。活気がない、緊張感がない。
●町内会の集まりなどにも数枚ポスターを配って頂くとアピールしやすい。集会所、掲示板などにもポスターを貼ってはどうか。
●コンサートは迫力があり、とても感動した。
●にいバスを利用したいが、志木駅近くなので、保健センターに行く時は市役所でいったん乗換が必要である。
●サンケン電気近くのたばこのポイ捨て禁止をお願いしたい。火災になりかねない。
●新座市は志木駅エリア、新座駅エリア、ひばりヶ丘駅エリアと3分割され目玉・へそがない。新座市の中心部を明確にして中心市街地を形成し、求心力を高めてほしい。
教育は「待ったなし」
学校の大規模改修、食器の改善 必ず実施を
工藤かおる議員
工藤かおる議員

 工藤かおる議員は6月議会で「市が今年度先送りした学校の大規模改修を来年度実施すべき」と一般質問しました。

 新座市は財政がきびしいと石神小学校の大規模改修、新堀小や大和田小の給食室の改修、学校給食食器の改善などを先送り。また、国保の保養施設の宿泊助成を2泊から1泊へ、宅配弁当業者への助成減など、福祉サービスを縮小しました。

 工藤議員は、「石神小の大規模改修は設計ができているのに先送りし、設計からやり直しにならないのか」と追求。市長は「人件費や部材の価格の入れ替えなど予算も若干変更が必要かと思う。できる限り来年度実施したい」と答弁しました。
 工藤議員は「給食食器の改善には幾らかかるのか。教育長は先日、1人一台10万円のタブレッド端末を全校に配備したいと言っていたが、それに比べれば多額でないのではと質問。
 学校教育部長は「ペン食器だけでなく備品を含めると八石小で601万円、新座小で607万円あわせて1208万円程度かかる」と答弁しました。
 工藤議員は、「教育は侍ったなしだ。また、宿泊助成は市民に喜ばれている事業なので、元に戻すべきです」と要求しました。

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