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許せない!高齢者、障がい者の福祉サービスカット |
共産党、全項目の白紙撤回を市長に要求 |
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新座市が来年度から削減しようとする福祉サービスの中には、以下のように在宅で介護を続ける高齢者や障がい者の福祉サービスが多数含まれていることが分かりました。とても了承できません。
日本共産党は「削るべきは福祉ではなく100億円規模の大型開発だ」として全項目の白紙撤回を要求する意見書を21日並木市長に提出しました。 |
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重度要介護高齢者手当
【現制度】65歳以上の要介護4、5の方に所得に応じて月額1万円か5千円の手当→対象者を所得税非課税から、市民税非課税世帯に変え、1万円を8000円に下げる。 |
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【解説】いわゆる「寝たきり老人手当」。介護度の重い高齢者への手当を削ります。
【影響】919人のうち546人が下がる(1万円が5千円に156人、1万円が8千円に390人)影響額は1098万1千円。 |
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重度心身障がい者福祉手当
【現制度】在宅で住民税非課税の重度の障がい者に月額5千円、世帯全員が非課税の場合は8千円 →療育B、精神2級、65歳以上で障害者手帳取得の方は5千円を3千円に下げる。 |
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【解説】重度の障がい者(身体、知的、精神)は日々の生活や働くのもままなりません。本人、家族への手当てを削ります。
【影響】2271人のうち、1173人が影響を受ける。影響額は2815万2000円。 |
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精神障がい者通院医療費助成
【現制度】自立支援医療(精神通院)の方の自己負担分10%を市が助成している。→廃止する。 |
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【解説】精神障がい者の福祉は一番遅れています。身体障がい者、知的障がい者の医療費は無料になっており、新座市はこれと同等とするため、自己負担分を助成しています。
【影響】2241人中、1336人(74%)の医療費助成がなくなる。影響額は3185万円。 |
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高齢者おむつ券の支給
【現制度】在宅で65歳以上の寝たきり状態にある高齢者やひとり暮らし高齢者に、月額1万円のおむつ代支給→1万円を8000円に下げる。また、介護保険の認定者に限る。所得要件も変える。 |
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【解説】オムツ代は大きな負担となっており、市民に大変喜ばれている事業。利用者は942人、利用実績は月9400円。
【影響】所得要件などで117人が非該当に。大半の方が8千円に下がる。影響額1345万6千円。 |
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上記の4つのサービスカットだけでも8000万円以上のカットです。
その他、介護保険の利用料補助を半減、入浴補助券を24枚から12枚へ削減、障がい者の福祉タクシー券30枚を20枚削減、居宅整備補助金の削減、がん検診有料化など目白押しです。
「健康寿命を延ばす」を公約に当選したはずの並木市長の初めての予算(来年度当初予算)がこのあり様です。市民の声で白紙撤回させましょう。 |