日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2016.11.27  No.1695
日本共産党新座市委員会
12月議会はじまる
都市計画税・増税案提案される
低所得者に臨時給付金1万5千円(2年半分)
 12月議会は11月29日から12月16日まで開会されます。
 「都市計画税」の税率0・17%を0・2%に引き上げる条例が提案されました。30坪位のお宅では年平均約2千円、新築家屋では3200円の増税になります。「新座市葬祭条例」は市民葬助成を4万円から2万円に引き下げるもの。志木市や和光市では5万円です。給与や年金が減る中で市民の負担増は了承できません。

 一般会計補正予算案は10億7543万円を増額して総額を499億6696万6千円とするもの。

 金額の大きい事業は、「低所得者ヘー人1万5千円の臨時給付金」4億3350万円、「橋りょうの耐震補強・修繕工事」1億9676万円、「生活保護(医療扶助)」の増額1億6995万円、「総合運動公園用地取得」約1億円などです。
 待機児童解消のため保育園建設補助約7800万円が予算化されました。

 共産党市議団は市民要望に基づき6人全員が一般質問します。議会傍聴において下さい。
待機児童は352人
 待機児童解消に向けて1(仮称)あそびの保育園(定員12人・栗原5・来年4月開園)の新設に1350万円の補助。2(仮称)石神4丁目保育園(定員78人・石神4・来年7月開園)に5593万円の補助。3元気キッズ新座栄園の改修助成824万円の三つが予算化されました。
 11月1日現在の待機児童は352人。0歳児180人、1歳児95人。2歳児61人、3歳児14人と深刻です。
低所得者に臨時給付金 500円/月
 安倍政権の「一億総活躍社会、消費の底上げを図るため低所得者に新たに支給する臨時給付金」。給付対象者は今年臨時福祉給付金を支給された市民税(均等割)の非課税の方で扶養されていない方、2万5300人。
 消費税10%増税を見越して2年半分(毎月500円)を前倒しで一括給付するとしています。一回1万5000円もらっても、10%になれば一人毎年2万7000円の負担増です。
〈12月議会の日程〉
危険な株式運用をやめれば、年金は増える
日本共産党 高橋千鶴子衆議院議員

 日本共産党の高橋千鶴子議員は、18日の衆院厚生労働委員会で、「年金積立金の危険な株式運用拡大を見直せば、国民に還元できるし、年金削減などしなくて済むはずだ」と主張しました。
 塩崎厚労相は、「最小のリスクによる長期利回りの確保が政府の責任」と答弁。
 高橋氏は、「2014年第三四半期以降は損失が上回っている。安倍首相は株式で損が出ると短絡的に言うなと批判するのはおかしい」と指摘。
 積立金についても鈴木俊彦年金局長が「100年後に1年分の給付があればいい」などと答弁したことに対し、高橋氏は「国民の保険料だという感覚がマヒしている。年金削減をするな」と批判しました。

(11月19日付 赤旗)

紅葉の榛名山、榛名湖でリフレッシュ
紅葉の榛名山、榛名湖でリフレッシュ
 11月20日、日本共産党新座市後援会主催の「榛名神社・榛名湖のバスハイク」には4歳から93歳まで97人が参加。爽やかな秋晴れに恵まれ、榛名富士の頂上からは雲海の間に間に赤城山や高崎の街並みが一望され、紅葉と森林浴を満喫。市民と野党と共同の力で政治革新へと絆を深める旅行となりました。
レジャー農園賃料の30%値上げはやめて
 市は再来年度から「レジャー農園賃料」を約3割値上げするとしています。市は「合計約136万円値上げしたい」として、その根拠に今まで市が負担していた上下水道料金と仮設トイレ借上料115万円などをあげ、値上げすれば市の持ち出しが少なくなり除草回数も増やせるとしています。
 しかし今でもレジャー農園は場所によっては空きがあり未耕作地から虫が発生して除草せざるを得ない状態です。値上げすれば借りる方が減ってますます空きが増えてしまうのではないでしょうか。
〈市の値上げ案〉
12平米 年間  3000円 → 4000円
24平米 年間  7000円 → 9000円
50平米 年間 13000円 →17000円
12月議会で質問します!
日本共産党市議団 12月議会一般質問の内容
 日本共産党市議団の12月議会での一般質問は下記のとおりです。ぜひ、傍聴にお越しください。
 新座市議会は、インターネットによる議会ライブ中継を行っています。また、約5日後には録画も見ることができます。
 傍聴に行けない方はライブ中継、録画もぜひご覧ください。
 ↓下のリンクから見る事ができます。
新座市議会インターネット中継 新座市議会インターネット中継
小野だいすけ議員 12月13日(火) 1番目
小野大輔議員
1. 「元気の里」第2老人福祉センターの老朽化が深刻です。利用者が増え施設自体が手狭になってきています。建て替え増築など改善策を図ってください。
1. 野火止5丁目27-21のミヤ・ハイム前交差点にカーブミラーを設置するなど安全対策を。予算を増やし全市的にも危険な箇所へのカーブミラーの設置を。
1. 野火止5丁目児童遊園は、防災訓練を開催するなど地域の拠点です。残してください。
1. 小中学校のエアコンのフィルターの清掃が必要な時期に来ている。専門業者によるメンテナンスを。
1. 教員の多忙化か問題になっています。全教職員にストレスチェックを実施し、産業医につなげる仕組みづくりを。ノー部活デーを徹底し行事の精選を図ってください。
1. 新座小学校は、職員用トイレ、体育館トイレが古いままです。地域の方も使うトイレです。改善してください。
石島よう子議員 12月13日(火) 2番目
石島よう子議員
1. 国有地の無償貸与で運営している市営墓園に共同墓地を求める市民の声があります。前提となる国有地の無償払い下げについて関東財務局との協議の進捗状況は。
1. ひばりが駅北口にエレベーター・エスカレーターの早急な設置が求められています。実施設計が遅れているようですが進捗状況と今後の見通しは。
1. 高齢者のおむつ給付の制度案内は、入院中や家族と同居でも対象になること等実態に沿った記述に改善すべき。また、おむつの支給対象者を狭めたり、支給額の減額はするべきではありません。
1. 集積所まで自分でゴミ出しが困難な高齢者に対して戸別収集を行う「ふれあい収集」を行う考えはないか。
1. 市道56-56号線と主要地方道練馬所沢線の交差点に設置されている手押し信号機の手押しボタンの位置が危険です。安全な位置に設置を。
工藤かおる議員 12月13日(火) 3番目
工藤薫議員
1. 学校配当予算を増額して学習環境を改善すべき。施設修繕・整備費、備品購入費、消耗品費、図書館費の20年間の推移はどうなっていますか。
1. 市内に「サービス付き高齢者住宅」が増えていますが、入所費用が高額です。高齢者、障がい者のグループホーム入所への家賃助成制度の創設を望む市民の声かあります。助成制度を創設してはどうか。
1. 高齢者家賃助成は、身体的な理由で下の階に転居した場合にも適用されることを市民に周知せよ。
1. 医療費の窓口負担軽減制度について、ホームページの改善、申請書のダウンロード、ポスターの作成などをおこなって市民に周知すべき。
1. 新座市行財政改革推進本部で検討されたサービス水準適正化はおこなうべきではありません。結論はどうなったのでしょうか。
笠原すすむ議員 12月14日(水) 1番目
笠原進議員
1. 放課後児童保育室の大規模化、狭あい化解消のための計画はどうなっていますか。子ども・子育て支援授業計画では平成31年度までに46クラスを目標にしていますが準備はどのように進んでいますか。
1. 市の保有する情報は市民の共有の財産です。情報公開の請求権は市民の「知る権利」に基づくものであり、迅速に公開されなければなりません。実情はどのようになっていますか。
1. 大和田2・3丁目土地区画整理事業の企業誘致支援者選定審査会はどのように審査をすすめましたか。保留地の処分金額は重要事項と考えますがどのように審査されましたか。
あしの修議員 12月14日(水) 2番目
あしの修議員
1. 住宅リフォーム助成制度を実施している県内自治体で、50万円以上の工事に対する助成は新座市だけで、20万円、10万円以上の工事に対する助成が主流です。下限額を引き下げるべきです。
1. 入札参加業者に対して、法定福利費確保の担保を実効性のあるものとするため、工事費内訳書の現場管理費欄に「法定福利費」枠を設ける必要があるのではないか。
1. 新座市民総合体育館の喫煙場所は、現在自転車置き場隣となっています。「大会等で玄関先でまとめを行うときタバコの煙がひどい」等の声が寄せられています。喫煙スペースを設け分煙の徹底を。
1. 緊急指定避難場所は災害の種類によって避難場所が異なります。「洪水」「崖崩れ」等表示する改善が必要。
1. ポケットに入れられ、いざというときにすぐ見ることができる「サバイバルカード」を作成してはどうか。
辻みき議員 12月14日(水) 3番目
辻みき議員
1. 野火止浄水場水道タンク跡地建設予定のバス待機場について。1通学路の変更や歩道の拡幅、横断歩道の設置が必要なほど危険な場所です。安全性についての見解、通学路の検討はどうなっていますか。計画を見直すべき。2代替え地として郵政宿舎跡地の活用を。3住民説明会を開催して市民と真摯に向き合う姿勢が必要です。
1. 高次機能障がい者への支援について。1第4次障害者基本計画にある高次機能障がい者への支援、精神障がい者等へのアウトリーチ体制の現状と課題は。2専門的な相談体制の構築、当事者・家族のつどいの開催、情報提供の充実等の対策が必要です。市の見解は。3ホームページの充実、関係者向け講座や研修会を開催してはどうか。
1. 第5次障がい者基本計画・第4次障害福祉計画の策定について。1障害がある人ない人其々の意識調査をおこなってはどうか。2家族支援の充実を計画に位置づけよ。
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