|
大型事業(区画整理、新設道路)の見直し、凍結を |
|
小鹿議員は12月議会で「増税や市民サービス切り下げでなく、大型公共事業の凍結、見直しを進めよ」と一般質問しました。
既報のように、市は「財政が大変だ。」と下水道料金、国保税の値上げ公民館、墓園和室、体育館などの使用料値上げ敬老祝い金、オムツ支給の補助金カットなど「値上げ14項目、サービス廃止・切り下げ62項目」を検討しています。
財政難の時5億円強かかる電線地中化か?(新座駅前区画整理地内)
小鹿議員は「市長は市民負担増ぱかり検討している。財政が悪化した原因を解明し、従来型の大型事業を見直すべきだ。」として次の事業の凍結・見直しを迫りました。
新座駅南口第二土地区画整理事業の全体のスローダウン。(平成17年は17億円、18年は19億7800万円の財源と起債が必要)また5億円以上かかる『電線地下共同溝』はやめるべき。
市民が強く要望しているわけではない都市計画道路東久留米・志木線の数年の凍結とスローダウン。(平成21年からの22億円強の借金返済の見通しがない〉
新座駅北口第三土地区画整理事業の凍結。実質債務100億円を抱える土地開発公杜の計画的な道路用地買収などです。
「あれもやりたい。これもやりたい」
ところが市長は「共同溝は是非やりたい。事業が進行しているので平成20年度以降は計画的にやっていきたい。事業認可まではやりたいが10年〜20年計画となるかもしれない。今後は事業は増やさないが現在の12本の道路拡幅はやりたい。」と答弁。
小鹿議員は「市長はあれもやりたい、これもやりたいと、これからの財政支出についてもちっとも緊追感が感じられない。後年度の市民負担に頓着せず、借金を695億円まで膨らませたやり方に反省がない。その一方でささやかな『オムツ支給』を取り上げ寝たきり老人から布団を剥ぎ取るようなやり方は許せない。」と追求しました。
市長は「平成17年の予算化にあたって税収との関係では新設建設事業は凍結、先送りということも考えざるをえないと思っている」との答弁がありました。 |
|