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イラク帰還兵も九条あこがれ |
あやべ澄子 日本共産党埼玉県くらし福祉対策責任者 |
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「八人孫のうち五人が男の子。憲法が変えられたら徴兵制になってしまうのではと心配です。私は小学校四年生のときに戦争になり、戦争の恐ろしさもひもじさも身にしみています。」と、訪問先で年配の女性から強く訴えられました。
先日、さいたま市で行われた「輝け!日本国憲法のつどい」では、アメリカは徴兵制ではないけれど、貧困層の子ども達が兵役後の「大学進学への援助」という言葉を信じて、兵士となりイラクに徴兵されている実態がリアルに報告されました。
イラク帰還兵の若者の憧れの的が「日本国憲法九条」ということでした。またアフリカ沖カナリア諸島のある島では平和を考える場所をと、市が「ヒロシマ・ナガサキ」広場をつくりスペイン語で刻まれた「九条の碑」が建てられているといいます。まさに憲法九条は「世界の宝」です。変えさせてなるものかという思いをますます強くしています。
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