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「人間らしく働きたい」声上げる若者たち |
あやべ澄子 日本共産党埼玉県くらし福祉対策責任者 |
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「残業代払ってよ」「給料あげて」とアピール 5.20全国青年大集会にて |
5月20日「まともに生活できる仕事を」「人間らしく働きたい」をかかげて全国青年大集会が東京・明治公園で開かれ、全国から3300人、埼玉から300人の若者が参加しました。
集会では、解雇通告を受けた若者や偽装請負をやめさせた若者たちが、企業の違法行為を告発し、青年を使い捨てにする企業の横暴は許せないと訴えられました。
「僕は大手電機メーカーで朝7時から夜中の12時まで働き続け、職場で睡眠薬を飲んで自殺をはかりました。長時間労働の原因が偽装請負とわかり、今は毎月、宣伝に取り組んでいます」という青年。「貯金がなくなったことが原因でネットカフェで二年間寝泊りする生活に。今あるお金も病気になって仕事ができなければあっという間になくなってしまう。手放してしまった普通の生活を取り戻したい」と訴える男性。
長時間労働や不安定雇用など、こんなにも若者たちが苦しんでいるのかと涙が止まりませんでした。しかし、若者たちは黙ってはいません。自分たちが声をあげてこそ変えることができるんだと裁判を起こし、労働組合を作り、仲間に支えられながら頑張っている姿は感動的です。
「貧困と格差」を作り出したのは政治。この政治を若いみなさんとともに何としても変えなければと、決意を新たにしました。
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