日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2010.1.3  No.1346
日本共産党新座市委員会
市民の暮らしに寄り添い 今年も全力つくします
今年も力いっぱいがんばります。日本共産党新座市議団
今年も力いっぱいがんばります。日本共産党新座市議団
左から 笠原すすむ、朝賀ひでよし、石島よう子、
工藤かおる、小野だいすけ、こじか伸衛の各市議
 日頃からのご支援ご協力に心から感謝申し上げます。新政権の限界が感じられる昨今、建設的野党として今年も大奮闘します。雇用、暮らし、平和を守り、財界にもアメリカにもしっかり物言い、人が大切にされる新しい日本を作りましょう。
2010年元旦 日本共産党新座市議団
現場の声を国会に
大門みきし

 自公政権を退場に追い込んだのは、まぎれもなく国民の運動と共産党の論戦力でした。国会論戦の先頭に立ってきた一人として、暮らしと経済立て直しのため三期目をめざします。後期高齢者医療制度の先送りをやめさせ、普天間基地の無条件閉鎖、労働者を救う派遣法改正を迫ります。

 いよいよ参院選挙まで半年余り。現場の声を国会に届け全力尽くします。

大門みきし(参議院議員)

一回で国会へ駆けあがる
伊藤岳

 新年おめでとうございます。今年夏の参院埼玉選挙区の予定候補に決まり、県内を走りまわっています。

 「普通にくらすことも許されないのでしょうか?」これが暮らしの声・叫びです。私は「一回の選挙で国会に駆けあがる」決意を固め、新しい年を迎えました。

 失業給付の延長、安心できる医療、子育て支援など県民の願い実現に全力つくします。
 
伊藤 岳(参議院埼玉選挙区予定候補)

「扶養控除廃止に反対する意見書」を全会一致で可決
「普天間基地の無条件返還」を否決
 日本共産党市議団は12月議会で、国民の切実な要求である「失業給付の延長等の緊急経済対策」「大幅増税につながる扶養控除廃止に反対」「沖縄の普天間基地の無条件閉鎖」など4本の意見書を提案しました。

 「扶養控除」、「失業給付」、「基金改善で経済的理由での高校中退をなくす」などが全会一致で可決しました。しかし、「後期高齢者」の廃止は自民、公明が反対。「普天間基地」は自民、公明、民主党が反対して否決されました。
国への意見書と各会派の態度
年末年始も相談窓口開設を ”待ったなし”の緊急相談
小野大輔議員
小野大輔議員

 小野だいすけ議員は12月議会で、「年末年始に市民の相談窓口を開設し、生活困窮者救済を」と一般質問しました。

 厚生労働省の調査で、年末までに失業給付が切れるのは約39万人、そのうち約6割は再就職できず収入が途絶える見込みです。国は、11月30日に職業相談や生活保護相談などが受けられる「ワンストップサービス」を開催し、埼玉県では大宮ハローワーク1ケ所で約80人が利用しました。

 新座市でも市の緊急経済対策窓口に相談に来る市民は、去年に比べて約1・5倍に増え、市民の生活困窮が推察されます。(下表参照)

 小野議員は「年末年始は、金融機関、公的機関が長期休暇となるが緊急相談は『侍ったなし』だ。朝霞市や富士見市でも年末年始に相談窓口を開いている。新座市でもせめて29日30日開庁すべきだ」と市に求めました。

 福祉部長は「国でおこなう『ワンストップサービス』が朝霞ハ口ーワークで開催されれば、広報で周知するなど全面的にバックアップしていく」としました。

 市長は、「相談に来るのは、高齢者であり、失業者は少ない。」として年末年始の相談窓口の開設は拒否しました。

新座市の緊急経済対策相談件数
後期高齢者医療保険料の引き下げを
小鹿伸衛議員
小鹿伸衛議員

 小鹿伸衛議員は12月議会で、「後期高齢者医療制度の廃止」等について一般質問しました。民主党政権が公約を翻し、廃止は4年後として市民を失望させています。

 小鹿議員は1「市長は速やかな廃止の声をあげよ」と質問。市長は「国が決めた制度を法律に基づき実施する」と答弁。また、2「来年度の保険料を引下げるべき」と質問。市長は「47億円の剰余金があるので平成22年、23年の保険料は据え置きたいと思う」と答弁。

 3また、「県の補助と各自治体の拠出金を求めて、保険料引き下げを」と提案。

 市長は「75歳以上の県民54万人の高齢者に知事が責任を持つべきだ。人件費、健診費補助を県に求め実現したい」と答弁。4「資格証明書は発行するな」と質問。市長は「資格書は発行していない。新座市では1年以上の滞納者は101名いるが発行していません」と答弁しました。

バスの増便、西コース新設を 市内循環バスの改善を求める
 朝賀英義議員
朝賀英義議員

 多くの皆さんが待ち望んでいた市内循環バス『にいバス』が10月1日から運行が始まり一日約230人が乗車しています。

 朝賀議員は「市内を北循環、南循環の二コース走るので以前のシャトルバスより広い地域で利用され、喜びの声と反面、利便性の面から様々な声があがっている。」として12月議会で改善を求めました。

質問1   バスを増車、便数を増やしてほしい。
  当面今の形でやりたい。
質問2   日曜日も運行し、老人福祉センターの利用は別建てで走らせては?
  利用の多い時は路線バスをお願いしている。福祉的目的で運行しているので今の形態でやりたい。
質問3   新堀二丁目の方々も利用できるよう水道道路を走らせよ。
  来年一月中に開催予定の地域交通会議に諮りたい。
質問4   バス停の増設が必要ではないか?
  何か所かは検討し地域交通会議に諮りたい。
質問5   南循環は長すぎるので西コースを設けるべきでは?
  当面今の形態でやりたい。
子どもにホットできる場所を 学童保育の新設・分割を
石島陽子議員
石島陽子議員

 石島陽子議員は大規模化した学童保育を新設・分割し、保育環境の改善を図るよう質問しました。

 学童保育の運営について、国や県のガイドラインでは「集団活動を指導できる規模は40人。一人当たりの面積はおおむね1・65平米(畳一畳)が望ましい。」としています。

 石島議員は「国は来年度から子どもの情緒面や安全確保の観点から71人以上の学童の補助金を廃止する。新座では一人当たり半畳しかない学童が何ケ所もあり全体的に騒々しく放課後なのにホッとできない。保護者は、子ども同士が異年齢集団の中で成長できる環境を願っているが、国の方針をどう受け止めているのか。」と質問。市長は「国の方針は承知している。そういう環境が良いのはわかっている。」と答弁しました。

 石島議員は「大和田小の学童保育では子ども百人に対してトイレは男女それぞれ1か所しかない等、施設整備が悪く不便な生活を強いられている。県も今年新たな施設整備費を予算化した。2つの学童に分割すれば国の補助金も増えるので人件費が上乗せになっても充分だ」と、大和田・新開学童保育について分割と、関係者が協議する機会を設けるよう求めました。

 福祉部長は「教育委員会とよく協議し、保護者、指導員の意見を聞いていく」と答弁しました。

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