日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2012.9.16  No.1482
日本共産党新座市委員会
鉄道・バス共通乗車カードを利用しやすく
障がい者の声を決算でとりあげる
石島陽子議員
石島陽子議員

 石島陽子市議は、厚生常任委員会の決算審査の中で、「障がい者の鉄道・バス共通乗車カードの利用が昨年度より減っている」と指摘しました。

 障がい者の社会参加を促進するための鉄道・バス共通カードは701人と昨年度より132人減っていました。
 石島市議は、「ICカードは使用した後、領収書を持参して後払いの助成なので、使いづらいという声を障がい者から聞いている」と改善を求めていました。

 障がい者福祉課長は「1013人の利用を見込んだが、701人で、約340万円の減額となった。ICカードは第三者が購入できない。前のバス券のように一括して買うことができないで償還払いになっています。当面はこの方法でやってみたい」と答えました。障がい者の方が利用しやすいように改善すべきです。

浮き草でない、国民に根を張った党
梅村さえこ

 自民党総裁選の混乱、民主党現職の「維新の会」への接近などなど、国民の暮らしはそっちのけで、自らの生き残りのため、時々の人気のあるところを渡り歩く。「浮き草」のような人たちに怒りがこみ上げます。
 党利党略でない、国民の苦しみに心を寄せ、命と暮らしのために奔走しているのはどこの党なのか。皆さんに共産党の役割をしっかり訴えていきたい。

日本共産党 衆院北関東ブロック比例代表候補 梅村さえこ

ガン検診の無料化を 昨年度は受診率が微減
 昨年度の各種がん検診の受診率は下記の通りです。胃がん、乳がん、子宮がん、肺がん、大腸がんと、すべてのガン検診で受診率が下がりました。 (前立腺がんを除く)

 保健センター所長は 「受診しやすいように土日の健診日を増やしたり、女性のレディースデイを設ける、特定健診と同時受診など工夫をしました。昨年5、6月の受診が減っていることから大震災で出足が鈍った影響もあるのでは」と述べています。

 早期発見・早期治療のため健診を受けやすい条件をつくるため、健診費を無料に戻し受診率のアップを要求しましょう。
各種がん検診の受診率
働きがい、生きがいのある人生とは
小池晃と僕らの未来の話をしよう
小池晃党政策委員長と青年がトークセッション
小池晃党政策委員長と青年がトークセッション

 9月9日、トークセッション「小池晃と僕らの未来の話をしよう」が浦和で行われ、新座市からも多くの青年が参加しました。

 小池氏は、プロジェクターを使って原発、普天間基地などについて日本共産党の政策をわかりやすく講演。「世界中で富裕層からも格差を是正する動きがある。若者が働きがいある、生きがいがある社会へ変えよう」と語りました。

 障害者福祉施設で働く青年は「今の職場は経験1年目の職員しかいない。何年か働くと職員が辞めてしまう」と質問。
 小池氏は、「障害者自立支援法を廃案にすると共に、介護保険制度など、国が受益者負担のシステムを変えなければならない。社会保障費を拡充すれば利用者は良い福祉を受けられ、職員も辞めなくてすみ経験が蓄積されます。共にがんばりましょう」と激励。がれき処理、労働、安全保障、大阪維新の会などの質問にも丁寧に応えてくれました。

 参加した青年は、「小池さんの話はわかりやすくておもしろい。展望が見えて元気になった。」と語っていました。

(小野市議 記)

堀ノ内3丁目に「憩いの森」
 9月議会の補正予算で、みどりの保全を目的とした「市民の憩いの森」市内12ケ所目として、堀ノ内3丁目地内の山林(3688平米)の整備が行われることになりました。場所は、殿山亀寿苑から新座病院に抜ける通り沿いの雑木林。樹木を剪定し、散策路も整備されます。

 「憩いの森」整備は、共産党市議団が強力に要求してきたもので、不法投棄などから新座の雑木林を保全し、緑を守るためにも貴重な取り組みです。
自衛隊が記念行事 心配される騒音
 10月28日、東部方面隊創立53周年記念行事が陸上自衛隊朝霞駐屯地でおこなわれ、地元首長や議長、学校や地域住民に入場券を配ってパレードの見学をしていただくとの報告が総務常任委員会でありました。
 自衛官、戦車、航空機のパレードが行われ、その予行演習が10月18日から実施されますが、隣接する新座総合高校は3年ごとの自衛隊観閲式の予行演習時には、航空機や戦車の騒音で、授業やヒアリングテストなどに影響が生じています。共産党は武力誇示のパレードには反対です。
共産党は図書購入費が約5割 政務調査費を公開
 政務調査費は、新座市では議員一人当たり毎月2万円、会派ごとにまとめて交付されます。
 2011年度、日本共産党市議団6名には132万円が交付されました。共産党は図書購入が多く資料購入費として約42万円、パソコンリース料など資料作成費に約31万円を使い、残りの金額約50万円を市に返還しました。

 埼玉県議会は自民党などが公開に抵抗するなか、共産党は一貫して政務調査費の使い道を公開してきました。

 新座市ではすべての使い道に領収書を添付して使い道を明朗化し、その結果はホームページで公開されています。
※ ↓ 表をクリックすると拡大表示します ↓
政務調査費
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