笠原すすむ議員 |
新座市議会は6月12日(日)に休日議会をおこないました。いつもより多い47人の市民が傍聴しました。トップバッターとして笠原進市議が、国保税引き下げ、地下鉄12号線延伸、学校給食費への補助など市政の課題を取り上げて一般質問をしました。
学校給食の問題で笠原市議は、「安倍内閣の税制改革は子育て世代に一番打撃を与えた」と断じ、子どもの貧困が進む中、多子世代への対策として第3子からの給食費無料化を来年度から実施すること。児童生徒一人に毎月1000円の補助を実施することを提案しました。
笠原市議は、「韓国では地方自治体が学校給食の無料化を独自に実施しており、2013年3月で小学校の94・4%、中学校の75%が無料となっている」「全日本教職員組合のアンケート調査によれば、日本でも122の自治体ですでに補助しており、年々増加している」と述べ、新座市でもぜひ実施をと提案しました。
市長は、「第3子からの学校給食の無料化を検討してきたが、来年度から実施したい」と答えました。
教育長は、「一人月1000円の補助には年間約1億4000万円が必要で財政的に困難。一律的に補助するのではなく、子どもの貧困が大きな問題となっているので、本当に補助が必要な子どもには補助したい。就学援助などもおこなっているが研究したい」と答弁しました。
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